こんにちは!
最近少しずつ増えているAmazonの「Amazon
Hubロッカー」って便利なんだろうか?
今回の記事をオススメしたい方
- Amazonをよく利用する
- Amazon Hubロッカーについて知りたい
- Amazon Hubロッカーと自宅配送やコンビニ受け取りと比較したい
先日何気なくAmazonで買い物をしていたら、僕の自宅近く(2~300m以内)にAmazon
Hubのロッカーができたことに気づきました。
Amazonで購入した商品を専用のロッカーで受け取るのはどんな感じなんだろうか?
せっかくなので試してみたい!
というわけで今回は「Amazon Hubロッカーを利用してみた話と自宅配送やコンビニ受け取りとの比較」を書いています。
Amazon Hubとは?
僕は「Amazon
Hub」というサービス名を今回初めて目にしたので詳しく調べてみました。
Amazonで注文、好きなときに好きなところで受け取る。Amazon Hubは、Amazonで注文した商品を、指定した配送先で受け取れるサービスです。受取場所は、ロッカーとカウンターから選べます。Amazon.co.jp「Amazon Hub」より
なるほど!Amazonで注文した商品を自宅以外の好きな場所で好きな時に受け取れるサービスのことなんですね。
受取場所はカウンターとロッカーの2種類あります。
カウンターはコンビニ(ファミマ、ミニストップ、ローソン)とクロネコヤマトの営業所などで、ロッカーは今回の主役であるAmazon HubロッカーとクロネコヤマトのPUDUステーションが利用できるようです。
Amazon Hubロッカー受取で注文してみた
注文(ロッカー受取)の手順
- 注文したい商品を選び「カートに入れる」→「レジに進む」をタップ
- 「または住所の近くで受け取る(受取スポットを表示する)」をタップ
- 受取場所のAmazon Hubロッカーを選び「ここでピックアップ」をタップ
- お届け先が正しいか確認して「注文を確定」をタップ
- 注文が確定されて確認メールが届く
Amazonで注文したい商品を選び「カートに入れる」→「レジに進む」をタップします。(または「今すぐ購入」をタップする)
注文の詳細画面に移動したら、お届け先住所の選択の「または住所の近くで受け取る(受取スポットを表示する)」をタップします。
受取スポットの画面に移動したら、地図または画面下のリストから受取場所ののAmazon
Hubロッカーを選び「ここでピックアップ」をタップします。
地図は位置情報で自動的に自宅付近(現在地)の場所が表示されていて、自宅から近い順に受取スポットに番号が振られています。
(※受取時にスマホアプリが必須の場合はリストのロッカー情報に書いてあるのでご注意ください)
注文の詳細画面に戻るので、お届け先住所が先ほど選んだAmazon
Hubロッカーになっていることを確認して「注文を確定」をタップします。
確認メールが送信されて注文は確定しました。
この画面でも受取場所が指定したAmazon
Hubロッカーになっていることが確認できます。
Amazon Hubロッカーの注意事項
Amazon
Hubロッカーを利用する上での注意事項で気になったものをピックアップしてみました。
Amazon Hubロッカーの注意事項
- Amazon Hubロッカーの受取方法は2種類ある(認証コードとスマホアプリ)
- 商品の受取期限は配送後3日以内(受け取らないと返送&返金)
- お急ぎ便でも通常配送でも利用できる
- 利用できる商品は発送重量が4.5kg未満かつ、寸法が42x32x25cm未満
- ロッカーが空いていない場合は利用できない
- 危険物を含む商品は利用できない
- Amazon.co.jpが発送する商品でないと利用できない
- ロッカー受取にしても手数料はかからない
- 代金引換およびコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いでは利用できない
Amazonカスタマーサービスヘルプ
Amazon
Hubロッカーの受取方法が2種類あると最初に見て「なんで?」と思いましたが、実際に利用してみるとロッカーに端末が付いているタイプと付いてないタイプがあって、受け取り方法は端末あり(認証コード)、端末なし(スマホアプリ)となるようです。
商品の受取期限は3日以内と聞くと短くて不便だな...と思いましたが、ロッカーの空きがないと利用できないと併せて見て考えると、短めの期限を設けないとロッカーが埋まってしまうからなんでしょうね。(3日経つと自動的に返送&返金されます)
お急ぎ便でも通常配送でもロッカーは利用できるを見る限りAmazonプライム会員でなくてもロッカーは利用できると思います。
利用できる商品の大きさに発送重量が4.5kg未満かつ、寸法が42x32x25cm未満と制限がありますが、ロッカーの1つあたりの収納スペースを考えると仕方がないのかも。
どうやらAmazon販売・出荷の商品かAmazonが出荷になっている商品、つまりAmazonの倉庫から発送される商品しかロッカーには対応していないみたいです。
その他にも危険物を含む商品(バッテリーなど)など一部対応できない商品があるようです。
Amazon Hubロッカーで受け取ってみた
僕が実際にAmazon
Hubロッカーで受け取った様子をスマホのスクショとロッカーの写真を交えてご紹介します。初めてだったのでスムーズに受け取れませんでしたけどね(笑)
僕が注文した商品の詳細と配送状況は以下の通りです。
注文と配送の詳細
注文した商品:Bluetoothスピーカー
商品の販売元:マーケットプレイス出品者
商品の出荷元:Amazon
配送方法:お急ぎ便(Amazonプライム会員)
配送業者:Amazon
僕が注文したのは小型のBluetoothスピーカーで商品の販売元はマーケットプレイス出品者でしたが、出荷元がAmazonなのでロッカー受取が使えました。
Amazonプライム会員なのでお急ぎ便を使いましたが、ロッカー受取でも早く届くのでしょうか?
ロッカー(スマホアプリ)の受取手順
- Amazonショッピングアプリをスマホに入れて、Amazonにログインする(初回のみ)
- 受取可能のメールが届く
- ロッカーのある場所まで行く(3m以内)
- 受取可能メールの「ピックアップを開始」をタップ
- アマゾンロッカーにようこその画面の「セットアップ」をタップ(初回のみ)
- Bluetoothへの「アクセスを許可する」→「了解」をタップ(初回のみ)
- 「通知を許可する」をタップ(初回のみ)
- 「ロッカーを開ける」をタップ
- ロッカーが開くので、商品を受け取る
- ロッカーを閉める
参考:Amazon.co.jp「Amazon Hubロッカーで荷物を受け取る」
商品がロッカーに届く前にAmazonの注文履歴を見たら、どうやら僕が指定したロッカーは「Amazonショッピングアプリ」というスマホアプリを使わないと受け取れないようです。
マジか...アプリ入れるの面倒だ。
アプリを入れないと受け取れないとわかったので、渋々AmazonショッピングアプリをiPhoneに入れました。
このアプリはiPhoneだとiOS13以上、AndroidだとAndroid8.0以上に対応なので、古いスマホを使っている人は困るかも。
注文したのが前日の5月29日の23:58だったので、お急ぎ便で自宅配送にした時と同じぐらいのスピードでロッカーに届きました。
2時間後の23:00頃にロッカーのあるドラッグストアに向かいました。
ドラッグストアは既に閉店していますが、ロッカーはお店の建物の入り口付近の屋外にあるので深夜でも受け取れます。
青くて自販機と同じぐらいの大きさで、デカデカと「Amazon」と書いてあります。
ロッカーに照明は付いてないので、写真の明かりは僕の懐中電灯と隣の自販機のものです(笑)
いよいよロッカーから商品を受け取ります。果たしてどこから出てくるのだろうか?
先ほどのお知らせメールの「ピックアップを開始」をタップします。
ここをタップするとAmazonショッピングアプリが起動します。
すぐに受取の操作ができると思ったのですが、アプリを初めて起動したのでAmazonアカウントにログインしていない...。もちろんログインしていないと受取できないので、仕方なく暗い中でログインの操作をしました。2段階認証もあったので、面倒だった。
スマホアプリで受け取るロッカーの時は事前にアプリのログインの確認が必要ですね。
ログインすると、ようやく受取の画面が出てきました。
画面の指示に従って「セットアップを開始する」をタップします。(初回のみ)
Bluetoothへのアクセスを求められるので「アクセスを許可」をタップします。(初回のみ)
(アプリの許可とOSの許可が必要です)
どうやらスマホアプリで受け取るロッカーは、ロッカーの3m以内でスマホのBluetoothをONにする必要があるようです。
BluetoothがONになっていることが確認されたので「了解」をタップして、その後の画面で「通知を許可する」をタップします。(初回のみ)
ロッカーにBluetoothで接続されます。
ロッカーとの接続が完了したので「ロッカーを開ける」をタップすると、いよいよロッカーが開きます!
商品を受け取ったら、ロッカーを閉めて受取は完了です。
(※ロッカーは自動的には閉まらないのでご注意ください)
写真でAmazon Hubロッカーを細かくチェック
写真をたくさん撮ったので、Amazon Hubロッカーの細かい部分を見てみます。
最初にロッカーの上半分と下半分をそれぞれ拡大したものです。
縦横の切れ目がロッカーになっていて、左右で約20個ぐらいロッカーがあるように見えますが、大きさが均等でないのが面白いです。「Amazonで注文」の文字の下の一番細い部分は本当に開くのかな?1回全部開けてみたい(笑)
ロッカーの右側面です。
こちらにも「Amazon」とわかりやすいようにデカデカと書いてあります。
よく見るとお問い合わせのQRコードのシールが貼ってありました。
でもロッカー受取で困った人が冷静にQRコードを読み込んでお問い合わせしないような気が...。
おまけで今回受け取ったロッカーとは別のロッカーの写真です。
こちらは今回のロッカーの倍のサイズがあって、端末が付いています。
ついでに端末付きのロッカーの受取方法も調べてみました。
ロッカー(端末付き)受取手順
- 受取可能メールが届く
- ロッカーのある場所まで行く
- ロッカーの端末にメールに記載の認証コードを入力するか、バーコードを読み取らせる
- ロッカーが開くので、商品を受け取る
- ロッカーを閉める
参考:Amazon.co.jp「Amazon Hubロッカーで荷物を受け取る」
うーん、こうやって見ると端末付きのロッカーの方が受取が簡単な気がします。
まだまだ端末を操作して、認証コードやバーコードを使う方が一般的でわかりやすいですからね。
ただ、スマホタイプのロッカーも初回に設定をしてしまえば2回目からは簡単です。
他の受取方法と比較してみた
ロッカー受取は他の受取方法と比較すると、どうなのだろうか?と気になったので、ここでは他の受取方法との比較をしています。
比較する受取方法はネット通販でもっともスタンダードな「自宅配送」と「コンビニ受取(Amazon Hubカウンター)」です。
ロッカー受取の長所と短所
ロッカー受取の長所と短所
ロッカー受取の最大の長所は自宅以外で自分の好きな時間に人と関わらずにスマホや端末の操作だけで商品を受け取れることです。個人的にはこれだけで全ての短所に目をつぶれるぐらい魅力的です。ひきこもりなど世の中には他人と関わるのが苦痛な人もいるので、そんな人には特に便利です。
- スマホまたは端末操作のみで受け取れる(長所)
- 自宅以外で好きな時間に受け取れる(長所)
- ロッカーに照明が付いていない(短所)
- 使える支払方法がクレジットカードや一部のみ(短所)
- 受取期間が3日しかない(短所)
- 自宅の近くにロッカーがないと利用しにくい(短所)
- 注文できない商品や利用サービスに制限がある(短所)
短所は、受取期間がたった3日しかないので、自宅の近くにロッカーがないと受け取りに行くのが面倒で利用しにくいと思います。3日なんてあっという間ですからね...。忙しい人には辛い。
さらにロッカーには照明がないので、お店などの設置してある場所の照明が消える時間帯(夜9時以降など)は暗い中でロッカーを利用することになります。暗いと怖いし、不用心ですよね。せっかく24時間利用できるのに勿体ない...。
コンビニ受取の長所と短所
コンビニ受取の長所と短所
- 端末操作と人とのやり取りが必要(短所)
- 自宅以外で好きな時間に明るくて人がいる場所で受け取れる(長所)
- 受取期間が7日ある(長所)
- 代金引換も利用できる(長所)
- 注文できない商品や利用サービスに制限がある(短所)
- 受取できるコンビニの数が多い(長所)
- コンビニが忙しい時間は利用しにくい(短所)
コンビニ受取はAmazonで注文した商品を指定したコンビニで受け取る方法で、今ではAmazon
Hubのカウンター受取に分類されています。
もう10年以上前だったと思いますが、僕はAmazonでコンビニ受取が始まった時は「自宅以外で受け取れるなんて画期的!」とすごく喜んでいた記憶があります。
コンビニ受取の最大の長所は自宅以外で好きな時間にコンビニという明るくて人がいる場所で商品を受け取れることです。ロッカー受取と違って深夜でも安心です。
そしてコンビニ(ファミマ、ローソン、ミニストップ)は店舗数が多いので、まだまだ数が少ないロッカーと違って、自宅の近くや職場の近くなど自分の都合が良い場所を選びやすいです。また受取期間が7日あるので、少し余裕も持って受け取れます。
コンビニ受取の最大の欠点は商品を受け取るためにコンビニの端末でレシートを発行して、それからレジに行って店員さんに商品を用意してもらう必要があることです。コンビニのシステム上、仕方がないとはいえ、個人的にこの二度手間が面倒に感じます。
さらにコンビニ受取はどうしても店員さんとのやり取りに時間がかかるので、朝やお昼などの混雑する時間帯に商品の受取をするのは気が引けます。
自宅配送の長所と短所
自宅配送の長所と短所
- 最短で届く(長所)
- 注文から受取まで全て自宅で完結する(長所)
- 置き配が使える(長所&短所)
- 配達時に対応できないと再配達になってしまう(短所)
- Amazonが出荷元でない商品も注文できる(長所)
- お届け日指定便が使える(長所)
- 商品のサイズ・重量に制限がなく全ての商品を注文できる(長所)
- ロッカーやコンビニのような保管制限がない(長所)
自宅配送はAmazonで注文した商品を自宅で宅配業者から受け取る方法で、昔からあるネット通販の受取方法です。
自宅配送の最大の長所は注文から受取まで全て自宅で完結することです。コンビニ受取やロッカー受取のように外出する必要もありません。他の受取方法と比べて最短で届いて、お届け日指定便も使えます。
Amazonは自宅配送で利用することを前提にサービスが作られているので、マーケットプレイス出品者が出荷元の商品も注文できるし、支払方法も自由に好きなものを利用できます。
もちろん注文できる商品のサイズ・重量の制限もありません。
短所は置き配です。置き配は配達業者の対応をすることなく受け取れるので便利ですが、商品を玄関など家の前にただ置かれるのはリスクがあって、安心できないです。(ポスト投函できる大きさの物は除く)
僕は以前別の家に商品を置き配されたことがあって、すごく焦りました...。
配達業者の方に「本当に置き配してもいいですか?」と電話で確認されることがあるので、配達する方にも置き配はリスクがあるんでしょうね。
ただ、置き配は使わないこともできるので問題はないです。
自宅配送は自分か家族が対応しないと受け取れず再配達になるのも短所です。
お昼ごろまで寝ていた時、外出していた時などに受け取れずに不在票が入っているのも見つけたら、すごく申し訳ない気持ちになります。
他には忙しくて自宅にいる時間がほとんどない人や家族にAmazonで買ったことを知られたくない人、自宅で配送業者が来るのを待つのが心理的に苦手な人などは自宅配送は利用しにくいと思います。
比較まとめ
ロッカー受取は注文できる商品や支払い方法に制限があるけど、好きな時間に端末やスマホ操作だけで受け取れるので自宅の近くにロッカーがある人はすごく便利だと思います。
コンビニ受取は同じく注文できる商品に制限はあるけど、好きな時間に明るくて人がいる場所で受け取れるメリットは大きいと思います。コンビニはどこにでもあるので受取場所も選び放題です。
自宅配送はAmazonの全ての商品を注文できて、全て自宅で完結するので非常に便利ですが、置き配や再配達の問題も大きいと思います。
まとめ
僕は今回初めてAmazon Hubロッカー受取を利用してみましたが、好きな時間にスマホ操作だけで商品を受け取れるなんて、すごく便利だと思いました。
ロッカー受取は他人と余計なやり取りをしたくない人には特にオススメです。
今はロッカーの数が少なかったり、照明がなかったりと不便な面もありますが、少しずつ改善されてより利用しやすくなるといいな。
もしかしたら近い将来、ロッカー受取が主流になって、自宅配送は特別だから高い送料がかかるという時代がやってきたりするのかも...?
おまけ:Amazonギフト券は支払い方法が限定されるロッカー受取にも使えるので便利。
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今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!