こんにちは!
HDMIしかない機器をRCA(AV・コンポジット)端子に変換して接続したいと思いませんか?
「ブラウン管でPS4やswitchを遊びたい」
「HDMI to RCA変換コンバーターとRCA to
HDMI変換コンバーターの違いが知りたい」
「HDMIの映像をRCA(AV・コンポジット)に変換したい」
今回の記事はそんな方に興味を持っていただけると思います。
少し前に「HDMI to
RCA変換コンバーター」という商品を買ったので、今回は買った理由と商品レビューを書いてみます。
「HDMI to RCA変換コンバーター」とはHDMI端子の映像と音声を変換してRCA(AV・コンポジット)端子に出力できるようにする機器です。
RCA端子をHDMIに変換したい!という方はこちらの記事をどうぞ↓
【レビュー】RCA to HDMI変換コンバーター【レトロゲームに最適】
HDMI出力しかできない機器とは?
PS4やswitchといったHDMI出力(デジタル出力)しかできないゲーム機やスマホやタブレットなどの機器です。
僕は持ってないのでわかりませんが、Blu-rayプレーヤーやレコーダーもHDMI出力のみかもしれません。
もっとシンプルにいえばHDMI端子しか付いていない機器のことです。
ちなみにPS4やswitchの1世代前のPS3とwiiUはアナログ出力もできました。
なぜ買ったのか?
最初に僕がこの商品を買った理由を挙げてみます。
RCA to HDMI変換コンバーターと間違ったから
もう最初から身も蓋もない話ですが、僕はこの商品を間違って購入しました。
何と間違えたかというと以前レビュー記事を書いた「RCA to HDMI変換コンバーター」です。
僕は無知だったので「RCA to HDMI変換コンバーター」と「HDMI to
RCA変換コンバーター」の違いを理解していませんでした。
というかどちらを買ってもRCAとHDMIの変換を相互にできると思っていました(笑)
2つのコンバーターの目的と機能比較
-
RCA to HDMI変換コンバーター
目的:レトロゲーム機などのRCA(AV・コンポジット)をHDMIに変換したい
機能:アップスケーリング(低解像度(SD)→高解像度(HD)) -
HDMI to RCA変換コンバーター
目的:HDMI出力の機器(PS4など)をRCA(AV・コンポジット)に変換したい
機能:ダウンスケーリング(高解像度(HD)→低解像度(SD))
理解すると、全く違う処理をしているので同じ機器で両方を相互にできるわけがない。
いやー無知って怖い...。
あえて自分以外のせいにするならば、商品のデザインに違いがなかったり、商品ページの説明がわかりにくいのも悪い!と言ってみます(笑)
画像で並べて両者を比較してみるとこんな感じです。
比べてみないとわからない微妙な違いがあります。こんなの初見でわからん(笑)
おそらく大半の人は「RCA to HDMI変換コンバーター」をお求めだと思うので
「名前の表記がAVの方が先」
「INPUT(左側)にRCA端子がある」
という2つの特徴があるのが「RCA to HDMI変換コンバーター」です。
この特徴が逆になるのが今回紹介する「HDMI to RCAコンバーター」です。
一応、注意喚起として書かせていただきました。
僕が間違ったのだから、たぶん他にも間違う人がいると信じて..。
間違って買ったけど面白いから返品しなかった
この商品が届いた時、一目見て自分の勘違いに気づいて「しまった!」とショックでした。
Amazonで買ったので返品するのも可能でしたが、そんなに高い商品でもないのと「面白いから試してみたい」という好奇心で取っておくことにしました。
結果的に後日こうやってレビューを書くことができているので正解でした(笑)
商品の外観を写真で紹介
商品の同梱物を確認
同梱物は「変換コンバーター本体、電源用のminiUSBケーブル、日本語の説明書」です。
日本語の説明書が付いているのは嬉しいですね。安心できます。
ちなみに僕はAmazonで「GANA」というブランドのものを1,289円で購入しています。
例のごとく、ほぼ同じ見た目の商品がAmazonにたくさんあります。
値段も800円ぐらいからある感じです。中身は一緒なんでしょうか?
商品詳細
- 商品名:GANA HDMI to AVコンポジット
- 入力端子:HDMI端子
- 出力端子:RCA(AV・コンポジット)端子
- 対応信号:NTSC/PAL
- 電源仕様:DC 5V 1A
- カラー:黒
- サイズ:約6.3x5.5x2.0cm(L x W x H)
- 対応入力信号:1080P/60Hzまでの信号 3D信号未対応
- 解像度:640x489@60hz、1280x720@60Hz、1280x1024@60Hz、1360x768@60hz
コンバーター本体の外観を見てみる
本体正面です。大きさは約6cmx5cmで「RCA to
HDMI変換コンバーター」と全く同じサイズです。
左側面のINPUT(入力)側にはHDMI端子があります。
上側面には電源用のminiUSB端子と映像信号の切り替えスイッチがあります。
ちなみに日本で使う場合はNTSCから変える必要はないです。
実際に使ってみてどうか?
今回は全てソニーの「KV-14DA1」というブラン管テレビに映して試しています。
僕の自宅に唯一残っていた2002年製のテレビです。
繋げてみたのは「PS4」「Switch」「CF-RZ4(ノートパソコン)」の3台です。
画質は意外と良いかも
このコンバーターはHDMIからRCA端子の映像にダウンスケーリングするので、全く映像の綺麗さには期待していませんでした。
でも、結構悪くないかも?
もちろん小さい文字は潰れてしまって読めないのですが、普通に昔のブラウン管の映像と変わらない感じです。
欠点は明るすぎるのと、強制的に画面比率が4:3になってしまうことです。
音はちょっと怪しい?
音質は普通ですが、出力される音が小さい気がしました。
普段使っている音量の2倍から2.5倍にしないと音が聞こえないです。
最初「あれ?音出ない」と思ったほどです。
昔、映画のDVDを見て音が小さいと感じたあの現象と似ているかな?
(わかる人にはわかるたとえ)
たぶん、デジタルの音声をアナログに変換する際の仕様かもしれないですね。
PS4を繋いだ時の感想
ホーム画面は文字が小さいけど、普通に見れて操作にするには問題ないです。
ゲームはドラクエ11をやってみました。
映像は普通に綺麗です。文字を大きくする方法があれば遊べそう。
torne(トルネ)アプリからnasne(ナスネ)の録画を再生してみましたが、こちらも普通に再生できます。
地デジの番組をコンバーター経由でブラウン管でわざわざ再生しているのは奇妙だけど(笑)
switchを繋いだ時の感想
PS4と同じくホーム画面は問題なく表示されて、操作するのも問題なさそうです。
ゲームはマリオ3Dコレクションのマリオ64をやってみました。
元から4:3の画面比率で収録されているゲームなので、ブラウン管でも違和感なし!
そして昔のゲームなので文字の小ささも気にならないです。
高解像でリマスターされたゲームなので、変換コンバーターでブラウン管に映しても元のマリオ64より綺麗になっているのがわかるのも面白い(笑)
CF-RZ4(ノートパソコン)を繋いだ時の感想
最初パソコンは無理かも?と思って試しましたが、普通に映りました。
ただ、ゲーム機以上に文字が小さいので「字の認識が困難」でした。
それでも普段使い慣れていればなんとなくわかりますけどね。
写真を見てみると、綺麗ではないですがきちんと見られる感じです。
面白半分でYoutubeを再生してみたところ...動画は意外に綺麗に感じます。
ブラウン管だから?
まとめ
僕の知的好奇心を満たしてくれた
最初は間違って買ったことから始まりましたが、こうやってレビュー記事も書けて色々と試せたので楽しかったです(笑)
そして高画質とまではいかないまでも「HDMIからRCAに変換しても意外と綺麗に映る」というのは発見でした。
大きいブラウン管でもあれば意外と実用的だったりして?
持っていると便利な場面を考えてみた
おまけとして持っていると便利だと思う場面を考えてみました。
場面:何かのプレゼンか講座でプロジェクターからスライドを映す時
状況:PCにはHDMIしかなくて、プロジェクターにはHDMIがなくRCA端子がある場合
こんな場面なら今回の「HDMI to RCA変換コンバーター」が救世主になれそうです。
まあ、スライドの文字が読めるかという疑問はありますが(笑)
オススメできるかどうか
「HDMI端子の映像をRCA(AV・コンポジット)端子に変換して映したい」
シンプルにこの目的がある方にはオススメできます。問題なく変換して映せるので。
ただ、文字が小さくて見づらくなるので文字を見る用途には向いていないです。
あとはブラウン管が好きでいまだに使っていて、最新の機器も繋げたいという方(いるかわからないけど)にも良いと思います。
注意点は「RCA to
HDMI変換コンバーター」と非常に似ているのでこちらを見たうえで、自分に目的に合った方を選んでください。
リンク
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
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