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思い込みは怖い?久しぶりのカラオケで思ったより声が出た話【自己分析】

2022/05/03
こんにちは!

先日、ひさしぶりにカラオケで歌ったら思ったより声が出たので自分でも驚きました。

あれ?以前はこの曲をこんなに歌えたかな...」とすごく不思議な気持ちにもなりました。
具体的には自分の思っていた結果と違うという感じです。


というわけで、今回は「ひさびさのカラオケで思ったより声が出た」ことを分析してみます。


僕のカラオケ(歌うこと)に対するイメージ

最初に僕のカラオケ(歌うこと)に対するイメージを挙げてみます。

自分の低い声にコンプレックスがある

僕は男性の中でも特に声が低いタイプだと思います。

他人からは「渋くて良い声」「落ち着いた声」と言われることもあるので、良くも悪くも特徴がある声なのかもしれません。

他人からの評価はともかく、僕は自分の声に強いコンプレックスがあります。

なぜかというと、声が低いと聞き取りにくいらしく、人と話す時に聴き返されることが多いからです。

長くひきこもっていると人と話す時に大きい声が出なくなるのは、よくあると思うのですが、僕の場合は小さい声+低い声でさらに聞き取りにくくなっていました。

特に電話の時は「声が低い」と聞き取りにくいらしいです。

だから他人から「何を言っているかわからない」と直接言われたり、露骨に嫌な顔をされたりしていたので自分の声が心底嫌いでした。

接客業をしていた時も上司から「そんな低い声でお客様に接したら失礼だ」みたいなことを言われたこともあります。

今は少し克服していますが、自分の低い声が好きか?と言われると、もっと高い声だったら良かったと思います。

声が低いので高い声が出にくい

声が低い方はわかると思いますが、声が低いと歌う時も高い声が出しにくい(出せない)です。

そして一般的な曲はキー(曲全体の音の高さ)が高いものが多いので、僕の声では歌えない・歌いにくい曲が本当に多い。実際に歌ってみても声が出ない・苦しいということが起きます。(キーを下げて歌うという手もありますが)

だから声が低いせいで歌える曲が少ないというのが僕の認識です。

人前で歌うのは恥ずかしい

僕は「自分の声にコンプレックスがある+歌う時に高い声が出にくい」ということと極度のあがり症なので、人前で歌うことがとても恥ずかしいです。

あまり知らない人と一緒の時は、すごく抵抗があって場合によっては絶対に歌いたくないです。
気心が知れた相手でも心臓がドキドキして恐る恐る歌う感じです。

上手く歌えなかったらどうしよう
自分の歌声が変だったらどうしよう
この2つの不安にカラオケで歌う時は囚われています。

歌うことは好き(発散できるから)

ここまでの流れだと僕はカラオケ(歌うこと)が「苦手で嫌い」と思うかもしれませんが、実は歌うことは好きです。

なぜかというと、自分の好きな曲を大きな声を出して歌うと気持ちが良くて、自分の中のモヤモヤしたものを吐き出せるからです。

カラオケで歌った経験がない時は、なんとなく苦手だろうな...と思っていたので自分でも意外な一面です。

歌うことに対するイメージのまとめ

自分の声にコンプレックスがあり、歌う時高い声が出にくい、人前で歌うのは恥ずかしい、でも歌うのは好き

僕の歌うことに対するイメージは矛盾している感情が入り混じっていて、我ながら面倒臭いです(笑)

苦手はどうやって作られるのか?

僕はカラオケ、特に声を出すことに苦手意識があるとわかりましたが、ここで「苦手はどうやって作られるのか?」について考えてみます。


失敗経験から(自分から)

苦手は「失敗をしたり、自分で上手くいかない」と感じた時に作られるような気がします。

僕は、勉強だったら最初テキストを見てわからないと感じた時
仕事だったら新しいことを最初にやった時に上手くいかない時
などに苦手意識を持ちます。

ただしこれらの状況でも苦手意識にならないこともあるので、自分のコンプレックスとも関係があるのかもしれないです。

例えば、自分が気にしていることを他人から指摘されると「グサッ」と傷つきますが
あまり気にしてないことを他人から指摘されても「あ、そう」と気にならないですからね。

他人からのレッテル貼り(他人から)

失敗経験以上に強烈なのが他人からのレッテル貼りです。

レッテル貼りというのは「人や物事を一面だけ見て決めつける行為」のことです。

僕は接客業をしていた時に、まだ仕事に慣れていないにも関わらず上司から
仕事が遅い
なんでこんな事もできないんだ
などと仕事ができないレッテルを貼りをされたため、その職場の業務全般に苦手意識を持ってしまいました。

苦手意識を持つと消極的になってしまうので、その職場では酷い悪循環に陥りました。

なぜカラオケ(歌うこと)に苦手意識を持っていたのか

ひとつは一番最初に歌った時に「高い声が出しにくかったこと」(失敗経験)
もうひとつは過去に声が低いことを他人から色々と言われていたこと(他人からのレッテル貼り)のせいで苦手意識を持ったと思います。

さらに僕は長くひきこもっていたため、人前で自己表現をする機会がほとんどありませんでした。

そのためカラオケのように人から注目される場で自分の表現(歌)が受け入れられる自信がないというのも大きいです。


その日はどんな状況だったか?

やっと本題の「歌ったら思った以上に声が出た」状況を振り返ってみます。



初めて行った場所だった

実はその日行ったカラオケ店は初めての場所でした。

初めてなのでどんな設備なのか、どんな雰囲気なのかが事前に全くわかりません。

歌う予定はなかった

僕はカラオケ店を歌わずに個室でのんびりするために利用したりするのですが、その日も全く歌うつもりはありませんでした。

その日は2人で利用していたのですが、途中から思いつきで「歌おうか?」となったのを覚えています。

自分が歌うイメージを忘れていた

急だったのとコロナ禍でなかなかカラオケに行く機会もなかったので、歌うのは1年以上ぶりでした。

ひさしぶりすぎて何が起きたかというと、ほとんど自分が歌うイメージを忘れていました

だから何を歌おうかと曲を選ぶ時もすごく迷いましたし、実際に歌った曲も慣れたものではなくて、なぜかほぼ初めての曲を選んでいました(笑)

マスクをして歌っていた

もちろんコロナ対策をきちんとしていたので、マスクをしながら歌いました。

マスク越しだったので歌う感覚が以前と違いましたが、かえってリラックスできた気もします。

その日はどんな状況だったか?まとめ

まとめるとその日は「初めての場所、ひさしぶりすぎて自分が歌うイメージを忘れていた。そしてほぼ初めての曲をマスク越しでリラックスして歌った。

その結果、以前から持っていた自分の歌うことに対する苦手意識のイメージが薄くなって、いつもより声が出たのかな?と分析しています。

まとめ


「苦手」や「できない」は思い込みかもしれない



強い苦手意識があって、一度「できない」となったことを忘れたころにやってみたら、不思議なぐらいすんなりできた、こんな経験ありませんか?

僕も以前やっていたイベント設営の仕事をひさびさに声がかかってやってみたら、「以前よりできる自分に気づく」ということがありました。

以上のことから、僕は「苦手」や「できない」という感覚は自分や他人から不幸にも作られてしまった苦手意識のイメージのせいかもしれないと考えます。

つまり「思い込み」です。

だから忘れたころにやると「意外とできる」という現象が起きるのかも(笑)

本当に何度も繰り返しやってみて、それでもできないというのは本当の苦手だと思いますが、実際にひとつのことに長く取り組む機会はあまりないですからね...。


ひきこもりは機会が少なくて「苦手意識」を多く持っている?

ひきこもりには色んな方がいるので、あくまで僕のこととして読んでいただければ幸いです。

僕は10代の不登校を経由してひきこもりになった人間なので、普通の人よりも色んな経験をする機会がありませんでした。

経験をする機会がないまま、年齢だけ重ねると何が起こるかというと...
勝手に色んなことに対して苦手意識を持ち、それが強くなります。

すると、なんとかしたいけど身動きが取れないという状態になります。

年齢を重ねると、経験をする機会や場所がなくなり苦手意識を克服するのが難しくなるのも問題です。

ひきこもり支援はいきなり就労を目指すのではなくて、ワンクッションはさむ形で苦手意識を解消できるようなプログラムがあればいいのにと思います。

その方がひきこもり当事者も社会も両者がハッピーなれるのではないでしょうか?

だって、苦手意識が多いと本人は辛いし、社会で活躍するのも簡単ではないと思いますからね。

おまけ

カラオケで調べていたらswitchで利用できるカラオケのサービスがあるんですね。

カラオケに限りますがこれで練習したら、苦手意識が解消されそうですね。
家だと大きな声で歌えない問題はありそうですが(笑)


今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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