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ドラゴンクエスト5(PS2)の通常版とアルティメットヒッツ版を比較してみた【SFC版/DS版/スマホ版も紹介】

2024/03/27

こんにちは!


PS2のドラクエ5の通常版とアルティメットヒッツ版を比較してみた!


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今回の記事をオススメしたい方
  • PS2のドラクエ5の通常版とアルティメットヒッツの違いが知りたい
  • 今ドラクエ5を遊ぶならどのバージョン(ハード・機種)が良いのか知りたい
  • ドラクエ5の各バージョン(スーファミ、PS2、DS、スマホ)について知りたい
PS2のドラクエ8の通常版とアルティメットヒッツ(廉価版:安く再発売されたもの)はパッケージや説明書の一部を除けば同じ内容だったけど、ドラクエ5(PS2)の通常版とアルティメットヒッツには何か具体的な違いがあるのだろうか?


そして今(2024年)ドラクエ5を遊ぶならどのバージョンが良いのだろうか?


というわけで今回は「PS2のドラクエ5の通常版とアルティメットヒッツの比較と発売当時(2004年)に僕がドラクエ5(PS2)を遊んだ時の感想、今遊ぶならドラクエ5の4バージョン(スーファミ、PS2、DS、スマホ)はどれがオススメ?」などの内容を書いた記事です。


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ドラゴンクエスト5(PS2)とは?

ドラゴンクエスト5(PS2)は1992年にスーパーファミコンで発売されたドラゴンクエスト5のリメイク作品として2004年3月25日に発売されたPS2用のRPG。2024年現在ではドラクエ5はニンテンドーDSやスマホでも移植・リメイク版が発売されている。

開発はアルテピアッツァ、プログラムはマトリックスが担当している。

ゲーム内容はスーパーファミコン版をベースにグラフィックが全て3D化されていて(ゲーム性はドラクエ7と同じスタイル)イベントシーンの演出が強化されていたり、仲間にできるモンスターが増えているなど数多くの要素が追加されている。音楽はドラクエシリーズで初めてオーケストラの音源が使用された。

ドラゴンクエスト5の内容は主人公が子ども時代から始まって大人になるストーリー展開とモンスター仲間システム、中盤の選択肢でビアンカ・フローラ論争が起きることでもお馴染み。

移植・リメイク・リマスターとは?

・移植は当時と同じ内容のものを今のハードで遊べるようにしたもの
・リメイクはオリジナル版を元にして一から作り直したもの
・リマスターは当時と同じ内容のものをグラフィックの解像度を上げて綺麗にしたもの

スクエニ公式の動画はないけど、Youtubeで「ドラゴンクエスト5 PS2」などで検索すればドラクエ5(PS2)のプレイ動画が見れるので、どんなゲームか一目瞭然!

ドラクエ5(PS2)発売当時の状況

僕がドラクエ5(PS2)発売前に思ったことや実際に遊んだ時の感想を20年前を思い出しながら、書いてみました。


今振り返ってみると2004年は3月にドラクエ5(PS2)が発売して11月には新作であるドラクエ8が発売されたので、ドラクエ好きにとっては幸せな一年だった。

最近(2024年2月現在)ドラクエシリーズの本編はリメイクも新作も長く発売が滞っているので余計にそう思う。

発売前に思ったこと

スーファミのドラクエ5は僕が最初に触れたドラクエシリーズで、一番好きなドラクエでもあるからリメイクが発売されると聞いた時はとにかく嬉しくて、5がPS2でどう生まれ変わるのかワクワクした

スーファミ版ドラクエ5(カセット)



余談だけど、僕がスーファミ版を最初に遊んだ時はまだ10代で学校を不登校になって、毎日ドラクエ5を少しずつ遊ぶことを楽しみにしていたことがあったから、特に思い入れがある。レベルも99まで上げたなぁ...

ドラクエのリメイク作品は5(92年発売)⇒1・2リメイク(93年発売)、6(95年発売)⇒3リメイク(96年発売)、7(2000年発売)⇒4リメイク(2001年発売)と新作の直後に発売されることが多かったので、新作の8の前に5のリメイクが発売されるのは少し意外だった。

ドラクエの新作とリメイクの発売順



この時代のドラクエのリメイク作品は力を入れて作られていて、追加要素が沢山あったり、快適に遊べるように調整されていたので、新作と変わらないぐらい遊ぶのが楽しみだった。

しかもリメイク3やリメイク4と違って直前の新作(6と7)のグラフィックなどの流用なしに作られている感じだったので、特にこれは期待できる!と思っていた。

発売当時遊んだ感想

もちろん、ドラクエ5(PS2)は2004年3月25日の発売日に購入していたけど、今思い出そうとしても購入した場所がわからない...。印象に残っていないということはネット通販かも?

当時のセーブデータを確認したら、発売直後に遊んだデータ(冒険の書)と数年後に別の選択肢を選んで遊んだデータの2つがあった。結構遊んだけど、おそらくスーファミ版よりはやり込んでいないと思う。

プレイデータ1

プレイデータ2



感想まとめ
「3Dになって、イベントの演出も強化されて、スケール感が大きくなったドラクエ5。3D化はキャラは微妙だけど、マップとモンスターはとても良い。ロード時間も速く、戦闘のテンポが良くて最高だけど、AIの行動はアホになって残念。仲間モンスターは大幅に追加されたけど、微妙なモンスターが多くて意味を感じない。」

グラフィックについて

ドラクエ5(PS2)はドラクエ7方式(町やダンジョンが3Dでグルグル回せる、キャラやモンスターやフィールドが2D)のゲーム性だけど、グラフィックは全て3Dで表現されるようになって大幅にパワーアップしている


ドラクエ7の3Dはお世辞にも綺麗ではなかったけど、5(PS2)ではダンジョンや町が美しくなって、特にダンジョンや塔は3Dが活きるように立体的な構造に作り直されているのがとても良い。火山は火の粉が飛んでいたり、標高の高い山道には霧がかかっていたり、洞窟の中に神秘的な光が舞っていたりと背景の細かい部分も凝っているのが素晴らしい。

PS2の表現力のおかげで、フィールドを歩いている時の昼から夕方になって段々と暗くなって夜になり、少しずつ薄明るくなって朝になる、そんな繊細な光と影の表現もできるようになった。

夜明けのイメージ



モンスターはスーファミ版の2Dのドット絵の元に違和感なく3D化されていて、常に動くようになったので、よりリアルに生き物のような感じが強くなった。かわいいモンスターは倒すのが気の毒に思えるほど..

一方で主人公や仲間や町の人などのキャラは、鳥山明のデザインとも従来のドラクエのドット絵とも違うイメージで太くてたくましい感じなので、見慣れると平気だけど、他のドラクエと比べると違和感がある。

僕の好みの問題かもしれないけれど、グラフィックの全体的な色合いが明るすぎる(コントラストが高い)のは気になるポイントかもしれない。他のドラクエはもっと目に優しい色合いなだけに気になった。

戦闘について

戦闘は従来のドラクエと同じモンスターの姿だけ表示されて、主人公と仲間はテキスト表示と動きは攻撃や呪文の演出のみという方式だけど、ドラクエ5(PS2)の戦闘はとにかくテンポが良くて速い!サクサク進んであっという間に終わる。おかげで戦闘が苦にならない。


モンスターは攻撃時に動くし(やられる時も後ろに倒れる)、主人公と仲間の攻撃や呪文の演出も派手だけど、ひとつひとつの動きが短いから速い!。派手な演出を見せたいがためにテンポが犠牲になっているゲームが多い中で、どちらも両立させているのはスゴイと思う。


スーファミ版は戦闘に参加できる仲間は最大3人だったけど、5(PS2)は最大4人になっている。ドラクエ5はモンスターを仲間にできるのもあって、一度に色んな仲間を使えるようになったから嬉しい変更点。4人パーティになった分、雑魚敵やボスも強化されているのもやりごたえがあって良い。




ドラクエには状況に応じたさくせんを設定して、戦闘中の仲間に自動で行動(いわゆるAI)してもらうことができるけど、5(PS2)ではその行動があまりにもアホなので最初は驚いた。正直使い物にならないレベル

AIがアホ
現在のAIで作ったら相当賢くなりそう...


まあ、さくせんを「めいれいされろ」にして仲間も自分で指示すれば問題ないわけだけど、PS2なのにスーファミ版よりもAIがアホになっている事実が信じられなかった

追加要素について

5(PS2)では、ドラクエ6から導入されたアイテムを無限に入れられる「ふくろ」とリメイク3から導入されたお店での「まとめ買い」が追加されたので、道具の管理と購入が快適になった。ドラクエのリメイクは遊びやすいようにシステム面を最新作に合わせてアップデートしてくれるのが嬉しい

アップデート



仲間にできるモンスターが20種類以上増えたのを最初は「すごい!」と嬉しかったけど、実際に遊んでみると、5(PS2)で追加されたモンスターは前半のエビルアップルやおばけきのこをなどの一部を除けば、微妙だったり、仲間になる時期が悪くて使いにくいモンスターばかりなので、ガッカリだった。結局、スーファミ版からいるモンスターを使った方が役に立つ。

そして、モンスターを仲間にする方法も戦闘終了後に起き上がるかどうか(モンスターの種類によって2分の1~256分の1まで確率は設定されている)が完全にランダムで運頼みなのは改善されなかった。

モンスターを仲間にするのは大変



僕は仲間にしたいモンスターを何回も何回も倒して、起き上がるのを待つのは嫌いではないけど、確率が64分の1とか256分の1とか低いモンスター(はぐれメタルとか)を仲間にするのが大変すぎるから、何かしら救済措置があっても良いと思った。いや、でも完全に運頼みなのが楽しさでもあるのかな。


リメイク3で初登場した「すごろく場」が5(PS2)にもある。すごろく場はサイコロの目でゴールできるか決まるから完全に運頼みだけど、リメイク3と比較して意地悪になっていると思うのは僕の気のせいだろうか...。

サイコロ


落とし穴に落ちたり、ゴールまであと一歩ところでサイコロの目が悪くてゴールできない事が多すぎて、クリアを狙うとイライラする。

5(PS2)には「名産品と名産品博物館」という独自要素もある。ドラクエ5の世界の各地で色んな名産品があって面白い追加要素だけど、僕は積極的に集めることもなく、名産品博物館も利用しなかった。

ストーリーについて

ドラクエ5は主人公の子ども時代から始まって、時が流れて大人になっていく人生の歩みが描かれるストーリーなのでNHKの大河ドラマみたいだと思う。1~4までと違って主人公は勇者ではなくてモンスターを仲間にできる魔物使いなので、ドラクエとしては異色の存在なのかもしれない。

主人公が勇者でないのは新しかったと思う



ただ、僕は5が初ドラクエだったので、あまり主人公が勇者ではないことに違和感はなかった。それどころか他のシリーズを遊んでも主人公中心のドラマチックなストーリー展開の5が一番好き。

主人公が勇者ではないなら誰が勇者なんだろうか...?とストーリーを進めて行くと、後半意外な事実が明らかになって「こうきたか...」とスーファミ版を遊んだ時はすごく感心した。


5(PS2)は主人公の宿敵の出番が増えた以外は、ストーリーの大筋は変わらないけど、セリフが追加されていたり、イベントシーンの演出が大幅に強化されて音楽もオーケストラ音源になっているので、スケール感はより大きくなっている

宿敵の出番が増えたのは賛否あるかもだけど、スーファミ版は敵の印象が薄すぎるから僕はアリだと思う。


7から導入さた好きな時に仲間と話せる「会話システム」が5(PS2)と相性が良くて、僕は色んな場面で仲間(ヘンリー、ビアンカ、フローラ、子どもたち)に話しかけまくっていた。仲間の会話パターンは本当に沢山あって、仲間の意外な心情を聞けるからよりストーリーに深みが出る

仲間との会話は楽しい



音楽について

ドラクエといえばすぎやまこういち氏の音楽でも有名!ということで、今回もドラクエ5の中で好きな3曲を紹介と感想を書いてみた。


音楽



僕は初ドラクエが5だったこともあって、全曲好きだから選ぶのにすごく困った。

街角のメロディ(妖精の世界の曲)」は子ども時代に行く妖精の世界で流れる曲。聴いていてすごく心地がいい良くもあるけど、同時に僕はこの曲からあっという間に終わってしまう子ども時代の儚さや切なさも感じるから好き。


死の塔(塔のダンジョンの曲)」はスーファミの音源だと不気味さを感じる曲だけど、オーケストラだと不思議と優雅さも感じる。苦難に立ち向かい高い塔の最上階をひたすら登っていくのとドラクエ5の主人公の波乱万丈の人生を表しているように感じる曲。


戦火を交えて(通常戦闘の曲)」は戦闘の曲なので一番聞いている時間が長いのかもしれない。オーケストラでも珍しくテンポが早い曲で後半の曲調が盛り上がる部分での打楽器の音がドドドン、ドドドンと目立つのが迫力があって良い。聴き飽きない曲。

ドラクエ5(PS2)にバグや不具合はあるの?

ドラクエ5(PS2)にバグや不具合があるのかネットで調べてみました。

そして個人的にこれはバグや不具合なのでは?と思ったゲーム中の仕様も紹介しています。

オープントレイ技

オープントレイ技

PS2版DQ5における有名な裏技。
基本的な手順は至って単純で、プレイ中にディスクトレイを開けるだけ。
これによりディスクからデータを読み取れなくなるので、画面外のロードの完了していないフィールドの地形が何もない真っ黒な状態(以下「暗闇」)となる。
この「暗闇」が発生した場所には元々の地形に拘わらず侵入することが可能になり、海や岩山があるはずの場所を徒歩で移動したり、逆に船で陸地を突っ切ったりできるようになる。
馬車や船の入手等の正規のイベント進行を完全に無視できる強力で発展性の高い裏技。

引用元:DQ大辞典

このオープントレイ技はフィールドでPS2のディスクトレイを開けた後、まだ読み込んでいないフィールドの真っ黒な部分に進むことでゲームの進行を無視して、色んな場所に行けてしまうという裏技

ゲーム中にディスクトレイを開けるという荒業



これを使うことで、子ども時代から馬車を入手してモンスターを仲間にしたり、後半の町やダンジョンに行くことができるらしいです。

実はこの裏技は発売当時すぐにネットで有名になったので、僕も聞いたことがありました。当時のネットの友人がこの裏技を使うとありえない無茶苦茶なことができるから面白い!と言っていたのを覚えています。

ただ、僕はドラクエ5を冒涜するような感じがして、1回もこの裏技をやらなかった。

※この裏技を行うとPS2本体に不具合や故障が起きる可能性があるらしいので、ご注意ください。

「にげる」のコマンドが重複している

ドラクエの戦闘を回避するためのコマンド「にげる」は他のドラクエでは戦闘中のパーティー全体のコマンドなのにドラクエ5(PS2)では、なぜか主人公や仲間の個別コマンドにも「にげる」がある

パーティー全体コマンド(にげる)
パーティー全体のコマンドに「にげる」があるのは他のドラクエと同じ


個別コマンド(にげる)
なぜか主人公や仲間のコマンドにも「にげる」がある



ちなみにパーティー全体の「にげる」は他のドラクエと同様に選択すると即実行されるけど、個別コマンドの「にげる」は主人公や仲間の戦闘中の他の行動と同じように実行される(すばやさで順番が決まる)。

つまり、パーティー4人全員で「にげる」を選択すれば4回にげるを実行することができるので、有利になるとも言える。

パーティー全体と個別コマンドの「にげる」が両方存在している理由はわからないけれど、他のドラクエやDS版のドラクエ5に個別の「にげる」がないことを考えると、単純な仕様のミスだったのかも?

通常版とアルティメットヒッツ版を比較してみた

ここではドラクエ5(PS2)の通常版とアルティメットヒッツをパッケージや説明書などの見た目と中身(データ)の両方で比較しています。

ちなみに通常版は2004年3月25日の発売日に新品で購入したもので、アルティメットヒッツは最近メルカリで格安で購入したものです。

パッケージや説明書など見た目の比較

見た目比較まとめ
「パッケージは表面と背表紙以外は細かい表記の違いしかない。説明書は裏表紙と最初の数ページに違いがあるけど、全体的な内容は変わらない。」


パッケージ表面の違いは「アルティメットヒッツは枠の中に通常版のイラストが縮小されたデザインになっていること、CEROレーティングのマークがあること」の2点。

パッケージ表面


アルティメットヒッツのパッケージはいわゆる廉価版の安っぽいデザインではないから良い。それにしても通常版はCEROマークが付いてないのは意外だった。マークがない方がデザインが損なわれなくて良い気がする。



パッケージ裏面は薄い茶色のゲーム内容の紹介部分は同じだけど、下の権利表記などが書いてある白い部分はよく見ると結構変わっている

パッケージ裏面

パッケージ裏面(拡大)

パッケージ裏面の違い

・通常版:標準価格\8,190(税抜\7,800)⇒アルティメットヒッツ:希望小売価格2,800(税込2,940円)になっている

・JCTウィンR4は~という表記が通常版では改行されて次の行にあったけど、アルティメットヒッツでは本作品に~と同じ行にある

・COMPACT disc(CD-ROM)のロゴがアルティメットヒッツではなくなっている

・アルティメットヒッツにはFAX情報サービスの項目が追加されている

・バーコードが違う
以上の5点の違いがある。ちなみにアルティメットヒッツに「COMPACT disc」のロゴがなくなったのはドラクエ8のプレミアム映像ディスクが付属しなくなったから。



パッケージの背表紙の違いは「SLPM(品番)の数字が違う、アルティメットヒッツはシルバーの専用デザインになっている、CEROレーティングマークがある」の3点。

パッケージ背表紙


パッケージ表面でも感じたけど、CEROマークがないとスッキリして見える



説明書の表表紙は全く同じデザインなので、並べると見分けがつかない。

説明書表表紙



説明書の裏表紙の違いは全体的に見ると「色合いが通常版(黄土色に近い茶色)でアルティメットヒッツは(普通の茶色)になっている、アルティメットヒッツにはドラクエ8のプレミアム映像ディスク説明がない」の2点。

説明書裏表紙



さらに細かく見ると、故障かな?と思ったら、から始まる部分の中で「アルティメットヒッツはFAX情報サービスの情報と本製品は2004年3月25日に発売された~という注意書きが追加されている。SLPM(品番)が違う」の3点の違いがある。

説明書裏表紙(拡大)



説明書の中身の違いは、まず1ページと2ページ。通常版は最初のあいさつ、目次とスタッフ紹介、キャラクター紹介とプロローグが載っているけど、アルティメットヒッツは1ページに注意事項、2ページには最初のあいさつと目次だけが載っている

説明書中身(巻頭ページ)



ちなみにアルティメットヒッツの3ページと4ページにはスタッフ紹介、プロローグとキャラクター紹介だけが別に載っている

説明書巻頭(アルティメットヒッツ)



その後の通常版の4~22ページ、アルティメットヒッツの5~22ページの内容は全く同じだけど、巻末のページに違いがある。通常版は注意事項があるのにアルティメットヒッツはスクエニメンバーズの情報が載っている

説明書中身(巻末)



さらにアルティメットヒッツだけその後のページがあって、他のアルティメットヒッツシリーズの紹介が載っている

説明書中身(巻末アルティメットヒッツ)



ディスクは見た目のデザインは全く同じだけど、通常版だけドラクエ8のプレミアム映像ディスクが付属しているという違いがある。

ディスク


さらにケースにも違いがあって、通常版は上部にメモリーカードを収納する部分があるけど、アルティメットヒッツにはない。そして、ディスクを収納する部分の真ん中のツメも通常版は3つあるのにアルティメットヒッツは2つになっている

実はアルティメットヒッツに限らず、PS2の後期に発売されたゲームのケースの仕様はこのようになっていた。



ディスクの品番(SLPM)は通常版はSLPM65555⇒アルティメットヒッツはSLPM66480に変わっている。ちなみにドラクエ8は通常版もアルティメットヒッツもディスクの品番は同じだった。

ディスク品番

中身(データ)の比較

ここではドラクエ5(PS2)の中身(データ)を比較したり、バグ技ができるかどうかを試しています。

データ比較まとめ
「ディスクのデータは通常版もアルティメットヒッツも同じものだと思われる。両方ともアイテム無限増殖バグが再現できたので、アルティメットヒッツにもバグは残っている」

PCでデータの更新日時を見てみた

これはPC(Windows10)のDVDドライブに通常版とアルティメットヒッツをそれぞれ読み込ませて、データの更新日時やファイル容量に違いがないかを確認する方法です。

両者のファイルの更新日時や容量に違いがあれば「アルティメットヒッツは通常版と異なるバージョン=何かしら修正が行われている可能性がある」と言えます。昔の2ちゃんねるでゲームのバージョン違いを確認する方法と言われていました。

実際に過去に記事にしたドラクエ7やSO2やVPは通常版とアルティメットヒッツ(PSone books)ではファイルの更新日時が違っていました。

ドラクエ5(PS2)の通常版とアルティメットヒッツをPCのドライブに入れて確認してみます。




気になる結果は...2つディスクのファイル更新日時やデータ容量も完全一致していました。つまり通常版とアルティメットヒッツはデータ的に全く同じものだと言えます

データ比較(ファイル更新日時)

アイテム無限増殖バグを試してみた

最初はオープントレイ技をやろうと思ったのですが、よく調べてみるとこの技はPS2本体を壊す危険性があるようなので、やめました。

代わりに安全性が高そうなバグ技の「アイテム無限増殖」を通常版とアルティメットヒッツでそれぞれ試してみました

アイテム無限増殖

1.ふくろの最後のページの最後尾に増やしたいアイテムを置く(何でも良い。ただし、増やしたいアイテムの下に1つ以上の空きスペースが必要)。

2.ふくろの最後から2番目のページに移動し、一番下の道具の所で十字キーの右+○ボタンを押す(この時、○ボタンは右よりもほんの一瞬だけ遅く押す感じで)。

3.2で右ボタンを押したので袋の最後のページの最後尾にカーソルが移動する。

4.そのまま最後尾のアイテムを仲間の誰かに渡した時、目的のアイテムが袋と渡した仲間の双方にあれば成功。

これを使えば、あらゆる消耗品が無料で無限に増やせるし、強力な武具も増やし放題なので、この後のゲームバランス崩壊は必至である。生半可な崩壊っぷりでは無いため、2周目以降での試行をオススメしたい。
店で買える武具も1つ買ってこの裏技を使えば金をかけることなく人数分揃えられる。さらにこれを売って資金も無限に増やせる。

引用元:DQ大辞典

アイテム増殖バグはふくろの最後尾に増やしたいアイテム(道具)を置いたあとで、特定の操作をすることで1個しか入手できないアイテムでも増やせてしまうという禁断の技です。



通常版では「てんくうのつるぎ」というゲーム中に絶対に1個しか手に入らない伝説の剣を増やしてみました。すると、見事にてんくうのつるぎが2本になった!これで勇者が2人いても安心

アイテム増殖バグ(通常版)



気になるアルティメットヒッツでは「まほうのじゅうたん」というこちらも絶対にゲーム中で1個しかないアイテム(乗り物)を増やしてみましたこちらも無事に2個に増えた!

アイテム無限増殖(アルティメットヒッツ)



アイテム無限増殖バグが使えたことからも通常版とアルティメットヒッツはデータ的に同じものであると言えると思います。

余談ですが、このアイテム無限増殖は十字キー右と○ボタンを押すタイミングがシビアで再現するのが結構難しかった...。

今遊ぶならどのバージョンがオススメ?

2024年2月現在、ドラクエ5にはスーファミ、PS2、DS、スマホと4つのバージョンがあるので、そろぞれ特徴と違い、今遊ぶならばどのバージョンがオススメなのかをまとめています。

ちなみに僕はドラクエ5が大好きなので、全バージョンを持っていて、スマホ版以外は最後まで遊んでいます。

オススメまとめ
「豪華でスケール感が大きいドラクエ5を遊びたいのならばPS2版、手軽にゲーム機なしで遊びたいのならばスマホ版」

スーファミ版

スーファミ版ドラクエ5(パッケージ)



スーファミ版まとめ
「オリジナル版のドラクエ5。今遊ぶと不便な部分はあるけれど、2Dのドット絵で作られた世界と余計な要素がないシンプルさを求めるならば、今遊ぶのもアリ。」


対応機種:スーパーファミコン

発売日:1992年9月27日

メディア:ROMカセット

その他:スーファミ本体の他にテレビ、コントローラー、ACアダプタ、映像ケーブルが必要

購入価格の目安:カセットのみ500円~、箱説明書付き1,500円~(メルカリ調べ)


特徴
・最初に発売されたオリジナル版ドラクエ5
・PS2版以降の追加要素がない(シンプル)
・さくせん(AI)の仲間の自動行動が賢い
・仲間にできるモンスターは一番少ない(40種類)
・戦闘中の敵モンスターは動かない
・ふくろやアイテムのまとめ買いがない
・音楽がスーファミの味わいがある音源
・全て2Dのドット絵作られたドラクエ5が遊べる
・今の液晶テレビで遊ぶと画質が悪い
・冒険の書(セーブ)が消えやすい
・カセットのバッテリーバックアップ(セーブ)の電池が心配
・レトロフリークなどの互換機を使えば高画質で遊べる

1992年に最初に発売されたオリジナルのドラクエ5。リメイク・移植版はこのドラクエ5を元に作らているので原点であり貴重な存在。カセットのみなら中古で500円~購入できる。

(Youtubeでドラゴンクエスト5 スーパーファミコンで検索すればプレイ動画を見られる)


スーファミのゲームだからグラフィックは全て2Dのドット絵(ボケていて綺麗ではない)だけど、そのおかげで3Dと比較しても色あせないし、PS2以降のリメイク版と違って町もダンジョンも平面だから遊びやすい。スーファミの音源を使った音楽もオーケストラと比較しても独特の味わいがあって良い。


もちろんPS2版以降の追加要素はないけれど、シンプルで無駄がないとも言える。ただし、ふくろやまとめ買いなどの後のドラクエで追加された便利機能がないので、今遊ぶと不便に感じる部分もある。

スーファミ版の欠点は冒険の書(セーブ)がカセットの特性で消えやすく、そもそも発売から30年以上経っているのでカセットのバッテリーバックアップの電池(セーブするのに必要)が切れている恐れがあること。

スーファミ版ドラクエ5(基盤)
セーブ機能があるスーファミソフトはボタン電池が入っている



レトロフリークという互換機を使って遊べば、HDMI接続で高画質化&セーブもSDカードに保存できるというメリットがあるけれど、レトロフリークは2万円以上して高価なので、正直レトロゲームマニア向けだと思う。

レトロフリーク



Amazonマーケットプレイスではスーファミ本体一式(本体、コントローラー、ACアダプタ、映像ケーブル)が3,000円~と意外に安く購入することができる

赤白黄のRCA端子がないテレビや液晶モニターでスーファミを遊びたい場合は「RCA TO HDMI変換コンバーター」を使うという手もある。ただし、元の画質より良くなることはないけれど。

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PS2版

PS2版ドラクエ5(パッケージ)



PS2版まとめ
「ドラクエ5の初リメイク作品。グラフィックがフル3D&音楽がオーケストラでスケール感アップ。豪華版ドラクエ5」


対応機種:PS2

発売日:2003年3月25日(通常版)/2006年7月20日(アルティメットヒッツ)

メディア:DVD-ROM

その他:PS2本体の他にテレビ、コントローラー、電源ケーブル、映像ケーブル、メモリーカードが必要

購入価格の目安:中古1,000円~(メルカリ調べ)


特徴
・仲間に出来るモンスターが2番目に多い
・グラフィックがフル3D(質は一番高い)
・戦闘はモンスターが動き、演出が派手だけどテンポが良い
・仲間にできるモンスターがスーファミ版から増えて68種類に
・すごろく場と名産品、ふくろと道具のまとめ買いが追加されている
・仲間と会話することができる
・冒険の書(セーブ)をたくさん作ることができる
・音楽がオーケストラ音源
・今のテレビで遊ぶと画質が悪い

今回の記事のメインである2004年に発売されたドラクエ5の初リメイク作品。通常版とアルティメットヒッツ共に中古が1,000円~で購入できる。

多数の追加要素があって、ドラクエ5の中で唯一のフル3Dのグラフィックで作られているので立体的。イベントシーンの演出も凝っているし、音楽もオーケストラなのでスケール感が大きく、ドラクエ5が好きな人には大満足の出来。


グラフィックの質は一番高いけれど、PS2の解像度が低いから今の液晶テレビに映すと画質が悪いのが欠点

標準の赤白黄のRCAケーブルの画質に満足できない人は「PS2 TO HDMI」という商品を使ってHDMIケーブルでPS2を液晶テレビと接続するのがオススメ。画質がかなり悪い⇒見れる程度には良くなる

PS2をHDMI接続するためのアダプタ



ちなみにAmazonマーケットプレイスでは中古のPS2の本体一式(本体、電源ケーブル、映像ケーブル、コントローラー、メモリーカード)が5,000円~10,000円で購入できるので、PS2がない場合は別々に揃えるよりもセットを購入した方が便利でお得だと思う。

PS2本体には複数の型番があるけど、個人的にはSCPH-50000(厚型で静音)とSCPH-90000(薄型で電源内蔵)の2種類がオススメ。

PS2本体(50000と90000)
電源内蔵で薄型90000(上)と静音で厚型の50000(下)





ニンテンドーDS版

DS版ドラクエ5(パッケージ)



DS版まとめ
「ドラクエ5の2回目のリメイク作品。グラフィックは2D+3Dになってしまったけれど、追加要素はさらに増えて、時代に合わせたUIやビジュアル面が進化して遊びやすくなった」

対応機種:ニンテンドーDSシリーズ

発売日:2008年7月17日(通常版)/2010年3月4日(アルティメットヒッツ)

メディア:ゲームカード

その他:ニンテンドー3DSシリーズでも遊ぶことができる

購入価格の目安:カードのみ2,700円~、ケース説明書付き3,500円~


特徴
・グラフィックと音楽以外はPS2版と同じ内容
・戦闘中のモンスターが2Dのドット絵だけどグリグリ動く
・UIが2画面を活かしたものになっている
・仲間キャラの顔グラやアイテムの画像が表示される
・戦闘中のダメージの数値ポップアップが表示される
・持ち歩いていつでも遊ぶことができる
・2画面あるけど今となっては画面が小さい
・中盤の選択肢が増えている(ビアンカとフローラ以外にデボラが選べる)
・仲間にできるモンスターがPS2版からさらに増えて70種類
・ミニゲーム(スライムタッチ)が追加されている
・グラフィックは2D(フィールド、キャラ、モンスター)と3D(町やダンジョン)の合わせ技
・スーファミ版(ドット絵)とPS2版(追加要素)の良い部分を併せ持っている


2008年に発売されたドラクエ5の2回目のリメイク作品。通常版とアルティメットヒッツ共に中古でも2,500円以上するので高め。

(Youtubeでドラゴンクエスト5 DSで検索すればプレイ動画が見られる)


グラフィックが2D+3D(ドラクエ7方式)と音楽がゲーム音源に変更された以外はPS2版の内容をベースに作られている。さらに中盤の選択肢や仲間モンスターが増えたり、ミニゲームが追加されているなど新要素があるのが嬉しい。

PS2版のフル3Dから3D+2Dのグラフィックになってしまったので、スケールダウンした感じは否めないけど、2Dのキャラやモンスターのドット絵が魅力的だから、こちらの方がドラクエ感はあるかも。


DSの2画面用のUIになっていたり、仲間の顔イラストやアイテムのイラストが表示されるようになった点は昔からドラクエを遊んでいると違和感あるけど、時代に合わせたビジュアル面の進化だと思う。

DS版ドラクエ5(アイテム画面)


DS版ドラクエ5(戦闘画面)



DSのゲームは、ニンテンドー3DSを含めたニンテンドーDSシリーズ全てで遊べるけれど、個人的にはDSi(画面サイズ3.25インチ)かDSiLL(4.2インチ)で遊ぶことをオススメしたい。特にDSiはAmazonマーケットプレイスで中古の本体一式(本体、タッチペン、充電用アダプタ)が3,000円~と比較的安く購入できるから良い

DSi本体
DSのゲームを遊ぶなら価格と機能のバランスが良いDSiがオススメ



ニンテンドーDSシリーズはかつて大流行してバカ売れしてたから、過去に自分が購入していなくても家族が持っている確率が高そうだから、それを借りのもアリだと思う。


スマホ版

スマホ版ドラクエ5(タイトル画面)



スマホ版まとめ
「内容はDS版の移植+モンスターブローチ、タッチパネルでの操作は微妙だけど、ゲーム機なしで持っているスマホやタブレットで遊べるのは嬉しい」

対応機種:iPhone5s/iPod touch(第6世代)/iPad(第5世代)/iPad mini2以上、対応OS iOS11.0以上・Android5.0以上(一部機種には非対応)

発売日:2014年12月12日(iOS、Android)/2017年1月11日(Amazon)

メディア:ダウンロード(App StoreGoogle Playamazon appstoreから購入可能)

価格:2,400円(セール時は1,600円)


特徴
・タッチパネルで操作するので操作性は微妙
・ゲーム内容はDS版とほぼ一緒
・スマホの縦画面に合わせて調整されている
・スマホの液晶のおかげで画質は一番良い
・モンスターを仲間にしやすくなるアイテムが存在する
・持ち歩いていつでも遊ぶことができる
・iPadやAndroidタブレットやAmazon Fire HDでも遊ぶことができる

2014年に発売されたスマホ版ドラクエ5



内容はDS版を移植したものとなっていて、スマホの縦画面とタッチパネルに対応したグラフィックやUIになっている。iPadやAndroidタブレットやAmazon Fire HDにも対応しているので、大きめの画面で遊ぶことも可能。

Nexus72013
10年以上前のAndroidタブレット(Nexus72013)でも動く



持っているスマホで遊べるのでゲーム機いらずなのと、スマホの液晶のおかげでグラフィックは一番綺麗(解像度が高い)なのは長所だけど、タッチパネルで操作するので操作性が悪いのが欠点。コントローラーでは問題のないコマンド入力や移動がこんなに面倒になるとは...。

スマホ版ドラクエ5(操作画面)
全ての操作をタッチパネルで行う仕様



スマホ版だけのスペシャルな追加要素は装備しているとモンスターの仲間になる確率が上がる「モンスターブローチ」が追加されていること。これで256分の1の確率のモンスターも楽に仲間にできる!

スマホ版はセール時は1,600円になるし、タッチパネルの操作が微妙ということを覚悟して購入するならば、今ドラクエ5を遊ぶのに良い手段ではあると思う。


持っているドラクエ5(PS2)の本を紹介

おまけに僕が持っているドラクエ5(PS2)に対応した本を紹介します。

PS2ドラゴンクエスト5天空の花嫁 公式ガイドブック 上巻:世界編/下巻:知識編

ドラクエではお馴染みになっている公式ガイドブックシリーズ。

上巻の世界編は主に少年時代、青年時代前半、青年時代後半と3つに分けて、訪れる町やダンジョンの情報やイラストやマップが載っている

ゲームの進行と同時に見ても役に立つし、ゲームをクリアしてから冒険を振り返る目的で読むのにも適した1冊。巻末の冒険の手引きQ&Aのヒントや進行フローチャートも初めて遊ぶ人には良いヒントだと思う。

公式ガイドブック上巻



ドラクエの公式ガイドブックは毎回そうだけど、リメイク作品でもストーリーのネタバレとなる核心に触れずに色んな情報が書いてあるのは逆に面白い。



下巻の知識編は主に仲間や登場人物、仲間モンスターのイラストやデータ、アイテムのイラストやデータやイラスト、敵モンスターのグラフィックやデータが載っているドラクエ5のデータ集になっている。やり込む人は手元にあると心強いかも。

公式ガイドブック下巻



個人的には仲間モンスターは何が装備できるのかわかりにくいから「仲間モンスター装備逆引き一覧」が役に立つと思った。

PS2ドラゴンクエスト5のあるきかた

今はYoutubeの動画になっていそうなドラクエ(PS2)の色んな検証や調査を行っている本

あるきかた



個人的にはドラクエ5は仲間モンスターの印象が強いので、モンスターが仲間になるまで戦闘を何回したか調査する「仲間モンスターゲット大作戦」や仲間モンスターを最大レベルまで上げて、成長傾向を調査する「仲間モンスター能力成長全チェック」が読んでいて面白かった

まとめ

今回の記事のテーマだったドラクエ5(PS2)に関しては通常版とアルティメットヒッツの内容は全く同じ(バグ修正もされていない)で、パッケージや説明書の一部が違っていたり、通常版にのみドラクエ8の映像ディスクが付属しているという結果でした。

つまり、ゲームを遊ぶ目的ならばどちらを購入してもOK!


そして今ドラクエ5を遊ぶのにオススメのバージョンは「テレビでスケール感が大きいドラクエ5が遊びたいならばPS2版、手軽に手持ちのスマホやタブレットで遊びたければスマホ版」が良いと思います。

まあ、個人的にはスーファミ版がリメイクのどのバージョンよりも好きなんですけどね(笑)

スマホ版以外のバージョンは対応ハードが古くなってきて、遊びにくくなっているので「スーファミ版のそのまま移植版」と「PS2版のグラフィックをHDリマスターして、DS版とスマホ版の追加要素を入れたリメイク完全版」の2本をPS4/PS5/Switch/Steam/スマホで出してくれたらいいのにな。

スクウェア・エニックスさん、是非よろしくお願いします。


今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!