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作りが良い!100円ショップセリアのiPhoneSE/7/8対応背面クリアケース(丸七株式会社)【レビュー】

2023/12/10

こんにちは!


100円ショップセリアのiPhoneSE(第2・3世代)/7/8用ケース(RE-60A)を使ってみた!

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今回の記事をオススメしたい方
  • iPhoneSE(第2・3世代)/7/8を使っている
  • 100円ショップのiPhone用ケースが気になる
  • 100円ショップセリアをよく利用する

当ブログでは過去に100円ショップのiPhoneSE/8用の手帳型ケースの記事をいくつか書いてきましたが、ここ一年ぐらいの間に急に100円ショップで手帳型ケースを見かけなくなりました...。

手帳型ケース


僕はiPhoneの本体保護&画面の汚れ防止の両方ができる手帳型ケースが好きだったので、非常に残念です。単純に需要なくなったのか、製造コストの問題で消えつつあるのか、どちらなんでしょうか。


気を取り直して、100円ショップで手帳型以外の面白いケースを探していたら、セリアでソフトケースとハードケースのハイブリッドと思われるケースを発見しました。これは良さそう!しかもセリアなので100円。


というわけで、今回は「セリアのiPhoneSE(第2・3世代)/7/8用ケース(RE-60A)の紹介と実際に使ってみた感想」を書いています。



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iPhoneSE(第2・3世代)/7/8用ケース(RE-60A)の仕様

パッケージはこんな感じです。商品の特徴が一目でわかるのがとても良いです。

パッケージ


ネットにこのケースの公式情報はなかったので、いつものようにパッケージに書かれている仕様をまとめてみます。

製品仕様

名称:RE-60A(スマートフォンケース カラーフレーム 背面クリアタイプ)

対応機種:iPhoneSE(第2世代)/8/7

材質:アクリル、TPU(熱可塑性ポリウレタン)

特徴:ソフトフレームで衝撃をやわらげる(カメラ周りも!)

発売元:丸七株式会社

生産国:中国

※パッケージに記載の情報より引用


対応機種はiPhone SE(第2・3世代)8/7

対応機種がiPhoneSE(第2世代)8/7となっていますが、iPhoneSE(第3世代)もこれらと全く同じサイズ(7だけ少し違う)なので同じケースを使うことができます。(詳しくは過去の記事へ)

iPhoneSE2とSE3のサイズ

材質はアクリルとTPU

材質がアクリル、TPU(熱可塑性ポリウレタン)と2種類にわかれていますが、アクリルはケースの背面(iPhoneの背面と接する部分)の固くて透明の部分、TPUはケースのフレーム(外枠)の柔らかい黒の部分となっています。

アクリル


カメラ周りはソフトフレーム

特徴のカメラ周りもソフトフレームになっているのは、100円ショップのiPhoneケースでは今まであまりなかったと思うので、個人的にすごく良いポイントです。



発売元は丸七株式会社

僕はセリアで購入しましたが、発売元が丸七株式会社となっているので、他の100円ショップでも販売しているのかもしれないです。ちなみにフレームの色も他にピンクや水色、背面も半透明のタイプがあったと思います。(あくまで僕が見た記憶です)

100円ショップ

材質について詳しく調べてみた

このケースに使われている2つの材質「アクリル」と「TPU」について、詳しく調べてみました。

アクリル板とは?

アクリル板の特徴

・透明度が高い

・強度があり、割れにくい、割れても破片が飛び散らない。耐衝撃性に優れている。

・耐候性に優れている。耐久性がある。透明度や強度の低下は極めて低い。

・静電気を帯びやすく、ほこりがつきやすい

アクリル板」『ウィキペディア フリー百科事典日本語版』 
(https://ja.wikipedia.org/)
アクセス日時:2022年11月20日 17:20(日本時間)
このケースに使われているアクリルは「アクリル板」に近いと思うので、Wikipediaから特徴を一部抜粋しました。

アクリル板と言えば、コロナ渦になってから飛沫防止のために公共の場所に設置されて、大活躍しているイメージが強いです。

アクリル板



透明度が高い、透明度の低下は極めて低い、強度があり、割れにくい、という特徴はiPhoneケースの背面に使う素材としてはピッタリだと感じます。一方で静電気を帯びやすく、ほこりがつきやすいのはあまり良くないですね...。

TPU(ポリウレタン系熱可塑性エラストマー)とは?

TPU(ポリウレタン系熱可塑性エラストマー)の特徴

・常に高い耐摩耗性(熱可塑性エラストマーの中で最高)

・ゴム弾性・柔軟性に優れ、消音・防振効果が高い

・高い耐衝撃性

・耐熱性が少し劣る(約80℃)という欠点

・また、一般的なMDI、TDIなどが使用される構造だと、経時で黄変してしまいがち

ポリウレタン系熱可塑性エラストマー」『ウィキペディア フリー百科事典日本語版』 
(https://ja.wikipedia.org/)

アクセス日時:2022年11月20日 17:20(日本時間)

TPUというのは「ポリウレタン系熱可塑性エラストマー」を略した言葉のようです。同じくWikipediaから特徴を一部抜粋しました。

個人的には柔らかくて弾力があるゴムのような素材というイメージが強いです。

輪ゴム



ゴム弾性・柔軟性に優れ、高い耐衝撃性、という特徴はiPhoneケースのフレームの部分に使う素材としてはぴったりだと感じます。経時で黄変してしまいがち、というのは使っているうちに黄ばんでしまう(黄色くなる)ということですが、このケースのフレームは元から黒なので影響は少ないと思います。

写真で外観を紹介

商品を開封して、iPhoneを装着する前のケースだけで見てみます。


まずは表面(iPhoneの液晶側)です。思った以上にフレームがしっかりしていて、iPhoneを装着するフレームの内部も精巧にできているように見えます

ケースだけ表面




続いて裏面(iPhoneの背面側)です。こちらもフレームがしっかりしていて、iPhoneの背面に接するアクリルの部分も綺麗な透明です。

ケースだけ裏面


iPhoneを装着した状態を見てみよう

今度はiPhoneにケース(RE-06A)を装着した状態で見てみます。



まずは表側(液晶側)です。フレームが黒のせいもありますが、ケースが違和感なくiPhoneにフィットしているように見えます。

フレームは柔らかいTPU素材なので、付けたり外したりも気軽に行えます

ケース装着(表面)




次に裏側(iPhoneの背面)です。背面は透明なので、お馴染みのリンゴマークもiPhoneの文字もハッキリと見えます。(写真では照明の関係で少し反射していますが)

そしてiPhoneの本体カラーもよくわかります

ケース装着(裏面)




カメラの部分を拡大して見てみます。カメラの部分にもしっかりとしたフレームがあって、溝もカメラを保護するために十分な深さがあります。

ケースによってはカメラ部分の溝に十分な深さがなかったりするので、結構重要です。

ケース装着(カメラ)




iPhoneの充電端子とスピーカーがある下側面です。スピーカーと充電端子の部分だけ、形に合わせた隙間が空いています。

ケース装着(下側面)




上側面です。こちらはしっかりとケースに覆われています

ケース装着上側面



左側面です。マナースイッチの部分は隙間が空いていて、ストラップを付ける穴もあります。音量のボタンは+と-の印があるだけで、ボタンの突起がないので最初は驚きました。

この構造で音量ボタンを押せるのか心配でしたが、問題なく押せます

ケース装着(左側面)



フレームの内部を見てみると、音量ボタンの部分にしっかりとボタンが入るスペースが空いていました。これなら突起がなくても問題なく押せることに納得です。

フレーム内部(音量ボタン)




右側面です。電源ボタンも音量ボタンと同様に突起はなくて、印があるだけになっています。

もちろん内部にスペースがある構造なので電源ボタンも問題なく押せます

ケース装着(右側面)


フレーム内部(電源ボタン)


ソフトケースと比べてみた

自宅に100円ショップのiPhone8用のソフトケースがあったので、RE-60Aと比較してみました。このソフトケースはTPUで作られている透明で柔らかいタイプのケースです。



最初に表面と裏面です。見た目はRE-60Aの方が黒の縁取りがされているぐらいしか違いは感じられないです。

ソフトケースはあまり使わずに保管しておいたものですが、TPUの特性で劣化して黄色くなっています。

比較(表面)

比較(裏面)




上側面と下側面です。下側面のスピーカーと充電端子の部分はソフトケースの方が大きくて大雑把な作りのように見えます

比較(上側面)


比較(下側面)





右側面と左側面です。RE-60Aは音量ボタンと電源ボタンの部分は共にフレームに覆われていますが、ソフトケースは穴が空いています

ソフトケースの音量ボタンの部分の上のフレームは経年劣化とケースが柔らかいせいで、少し湾曲が見られます。

比較(右側面)


比較(左側面)




最後にそれぞれのケースがiPhoneを装着した状態の比較です。RE-60AはiPhoneにケースがフィットしている感が強くてソフトケースは透明なのでケースを付けている感が少ないです。

比較(iPhone装着)

使って気づいた長所と短所

実際にiPhoneSE(第2・3世代)/7/8用ケース(RE-60A)を使って気づいた長所と短所をまとめてみました。

使って気づいた長所と短所
  • iPhoneにフィットしているので安心できる(長所)
  • 液晶のガラスフィルムと干渉する可能性がある(短所)
  • 背面のアクリルは劣化が少なそう(長所)
  • 背面のホコリや汚れが目立ちやすい(短所)
  • カメラ、音量ボタン、電源ボタンがしっかりとカバーに覆われている(長所)
  • ケースに電源ボタンと音量ボタンの突起がない(短所)

iPhoneにフィットしているので安心できる(長所&短所)

100円ショップのケースの割には作りが良くてしっかりとiPhoneにフィットするので「iPhoneを守ってくれそう」という安心感があります。ただ、フィットしすぎて厚めの液晶ガラスフィルムを付けるとケースと干渉しそうな気がします。

ガラスフィルム


背面のアクリルは綺麗だけど、ホコリが目立ちやすい(長所&短所)

背面のアクリルは透明度が高くて綺麗で、透明のTPUケースと違ってすぐに黄色く劣化することはなさそうです。その一方でアクリルは使っていると、すぐにホコリや汚れが目立ちやすいという欠点があります。



電源ボタンや音量ボタンがカバーで覆われている(長所)

100円ショップのケースは電源ボタンと音量ボタンの部分にカバー(フレーム)がなくて、丸出しの場合が多いのですが、このケースはマナースイッチ以外のボタンはしっかりと覆われているのが嬉しいです。このおかげで実用的なケースになっていると思います。



ケースにボタンの突起がない(短所)

ただし、ケースに電源ボタンと音量ボタンの突起がないのは残念です。iPhoneを暗い中で咄嗟に触る時にボタンの突起があると操作しやすくていいんですけどね...。コスト面で突起を作るのは難しかったのか、それとも単にデザインなのか。

暗い中スマホを触る

まとめ

僕が最初にセリアでiPhoneSE(第2・3世代)/7/8用ケース(RE-60A)を見た時は100円なのに「iPhoneをしっかり保護してくれて、背面が透明でデザインも優れている商品」だったので、驚きました。

昔、ダイソーで似たような構造のケースが300円ぐらいした気がするので、それが100円で買えるのはコスパ良すぎです!


実際に使ってみても、iPhoneのハードケースとソフトケース両方の良さを備えていて、欠点も少ないのでとても良いです。


iPhoneSE(第2・第3世代)/7/8を使っていて、高いケースを買うほどのこだわりがない人には安くて機能性が高いので、オススメの商品です。




今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!