こんにちは!
Amazon最安値(記事作成当時)のポケットラジオはちゃんと使えるのか?
今回の記事をオススメしたい方
- ラジオに興味がある
- 安いポケットラジオが気になる
- 防災用の小型ラジオを探している
前回の「みんなでひきこもりラジオの聴き方」の記事を書いていた時にポケットラジオのアフィリエイトを貼ろうかと思ってAmazonを探していたら、今回の主役に出会いました。
「国内メーカーのポケットラジオなのに656円?しかも、小さくて丸みを帯びたカワイイデザインで色はブルー!でもロットアンテナも付いてる」
というわけで、興味を惹かれたので買ってレビューをしてみることにしました。
今回は「オーム電機 AudioComm AM/FMポケットラジオ
ブルーRAD-P132N-A」の紹介と実際に買って使ってみた感想をまとめています。
AM/FMポケットラジオ ブルー(RAD-P132N-A)の紹介
656円という値段なので、よくわからない中華製?と思いがちですが、このラジオはオーム電機という日本のメーカーの商品です。
どうやらラジオをたくさん発売しているメーカーのようです。
仕様と特徴
■商品仕様電源:DC3V 単4形乾電池×2本(別売)受信周波数:AM…530-1605kHz FM…76-95MHz乾電池持続時間・スピーカー使用時:AM受信…約42時間 FM受信…約40時間・イヤホン使用時:AM受信…約48時間 FM受信…約47時間※アルカリ乾電池新品使用時。JEITA(電子情報技術産業協会)規格による測定値です。接続端子:イヤホン端子(φ3.5mmモノラルミニジャック)外形寸法:幅55×高さ90×奥行17mm(突起物含まず)質量:約56g(乾電池含まず)付属品:イヤホン、保証書付取扱説明書※メーカー公式サイトの商品情報より
Amazonのレビューを見ていると「電池が持たない」という意見もありますが、個人的には丸2日近く持てば十分だと思います。
このお値段なのにイヤホンが付いているのは嬉しいですね。
■商品特徴高感度で聴きやすいクリアな音声イヤホン/スピーカー両用大文字で見やすく選局しやすい胸ポケットにすっぽり収まる名刺サイズ手に持ちやすいラウンドフォルムワイドFM(FM補完放送)対応イヤホン付属モノラル受信FMロッドアンテナ※メーカー公式サイトの商品情報より
僕が買ったポイントの1つがポケットラジオなのにロッドアンテナが付いていることでした。
ワイドFMって何?と思って調べたら、FMの電波でAMの番組を補完的に放送することのようです。このラジオはその放送の受信に対応しています。
外観を写真で紹介
外観からわかる特徴
- 本体の大きさはクレジットカードとほぼ同じ
- 付属のイヤホンは片耳のモノラル
- 電池のフタが本体と繋がっている
- 本格的なロッドアンテナが付いている
- AM/FM切り替えスイッチで電源ON・OFFをする
パッケージから見てみます。
ラジオ本体が見えるのでとてもわかりやすいです。
パッケージの裏面です。
手に取って見ただけで、仕様や特徴がわかるようになっているので親切ですね。
開封して付属品を見てみると「本体、取扱説明書、イヤホン」が入っていました。
ちなみに付属のイヤホンはモノラルで片耳だけのものです。
このタイプはひさしぶりに見た気がします。
ラジオ本体だけを見てみます。
ポケットラジオなのに鮮やかなブルー!
ポケットラジオでブルーって今まであまりなかった気がします。
ちなみに本体カラーはブルー以外にも「ホワイト、グレー、ピンク」があります。
ピンクというのも珍しいですよね。
大きさを実感するためにラジオ本体と一緒にnanacoカードを並べてみました。
クレジットカードなどのごく普通のカード類とほぼ同じ大きさです。小さい!
ちなみに厚さも約1.7cmと薄いです。
本体裏面を見てみると「2021年製」という文字が...アナログのラジオに少し昔なら未来を感じる2021年が書いてあるって不思議。
電池を入れる部分を見てみます。
なんと、フタが本体と繋がっているタイプなので、フタを無くす心配がないです。
そして電池が取り出しやすいように電池の間に挟むヒモがあるのも嬉しいです。
本体の上側面を見てみます。
左から「ロッドアンテナ(白丸の部分)、イヤホンジャック、音量調整ダイヤル」です。
ロッドアンテナを伸ばしてみるとこんな感じです。
ロッドアンテナは約11㎝あるので、意外と本格的なものが付いていて驚きです。
従来のポケットラジオはイヤホンをアンテナ代わりにしていたので、本体だけでもFMが安定して聴けるのは良いですね。
右側面には「選局ダイヤル」があります。
左側面には「電源/AM/FM切り替えスイッチ」があります。
スイッチをAMかFMに切り替えると電源が入ります。
昔のポケットラジオは音量調整ダイヤルと電源が一緒だった気がするので、僕はAM/FM切り替えスイッチと一緒になっているの初めて見ました。
使ってみて気づいたこと
次に実際に使ってみて気づいたことを挙げています。
ラジオの受信性能
僕の自宅(屋内)での受信状況
- AM(地元AM局、NHKラジオ第1、第2)
- FM(地元AM局ワイドFM、地元FM局、NHKラジオFM)
僕の自宅(屋内)で使うとAM・FMあわせて6局を安定して受信することができました。
やっぱりロッドアンテナがあるので、本体だけでもFMを安定して受信できます。
その他の電波が弱い局は受信出来たり、出来なかったりで不安定です。
ただ、僕の自宅では他のラジオでも全く同じ状況なので、このラジオの受信性能がどうかはわからないです。
ということで、受信性能は環境による、または普通とさせてください。
スピーカーは小さい割に音はクリア
ラジオの音はスピーカーが小さい割にはクリアで聴きやすい音だと思います。 無難で「特別良くないけど、悪くもない」という感じです。選局(チューニング)がシビア
このラジオは本体の周波数メモリを見ながら選局ダイヤルを動かして、聴きたいラジオ局の周波数に合わせる昔ながらの選局方法です。
しかし、本体の周波数メモリの数値が大雑把なので、選局がかなりシビアになっています。
他のポケットラジオと比べると周波数メモリの大雑把さが一目瞭然!
特にFMは静かに小さく小さくダイヤルを動かさないと、上手く目的の局に合いません。
慣れで克服できるかもしれませんが、これは欠点だと思います。
同調ランプがない
このラジオには下の写真のラジオのように「同調ランプ」がありません。
同調ランプというのはきちんと特定のラジオ局を受信出来ている時に点灯するものです。
受信の目安になるので、人によってはないと困るかもしれないです。
個人的にはランプの有無で受信状況が変わるわけではないので、なくても問題なしです。
ステレオイヤホン接続時に両耳から音が出る
このラジオはスピーカーもイヤホンジャックもモノラル音声しか出力できませんが、ステレオイヤホンを接続すればきちんと両耳から音が出ます。(ステレオにはならない)
これすごく良いポイントです。
なぜかというと、以前僕がレビューしたソニーのラジオはステレオイヤホンを接続しても片耳からしか音が出なかったからです。
「付属の片耳イヤホンでも使えるし、ステレオイヤホンでも両耳から音が出る」当たり前だけど使う方としては嬉しいです。
関連記事
【レビュー】これでラジオ聴いてます。ソニーのポータブルラジオ「ICF-51」の紹介【愛用品】
自立できない
デザインが丸っこいのでお気づきの人はいるかもしれませんが、このラジオは自立できません。
このようにスタンドなどで補助をしないと本体を立てて使うことができないんです。
デザインせいで意外な部分が犠牲になっているとは...。
まあ、デザインがカワイイので僕は許しますが(笑)
オススメの使い方
最後に僕のオススメの使い方をいくつか紹介して終わります。
ウォーキングのお供に
小さくて軽くて邪魔にならないので、ウォーキングをする時に一緒に持って行って歩きながらラジオを聴くのも良いと思います。
歩くことに集中すると辛くなることがあるので、そんな時にはラジオを聴いて気分をリセットするのがオススメです!
地元のラジオ局を気軽に聴く
地元のラジオ局やNHKは家の中でも安定して聴けると思うので、地元局とNHKを気軽に聴く用にしてもオススメです。
僕はNHKの「みんなでひきこもりラジオ」や地元局でネットされている深夜放送を聴くために使っていこうと思います。
関連記事
【体験談】みんなでひきこもりラジオでツイートが読まれた話【NHKラジオ】【Twitter】
防災用にする
本体が小さいメリットを最大限に活かして、防災用のラジオとして10年保存ができる乾電池とセットにして保管しておくのもオススメです。
いざという時にきっと役立ってくれると思います。
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今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!