こんにちは!
高難度アクションのNINJA GAIDENを10年かかって、ようやくクリアできた!
今回の記事をオススメしたい方
- NINJA GAIDENに興味がある
- NINJA GAIDENの色んなバージョンについて知りたい
- ニンジャガ1をプレイした感想を読みたい
先日、Xbox360で遊んでいた「NINJA GAIDEN
BLACK(ニンジャガ1)」をついに最後まで遊ぶことができました。
思えば初めて初代Xboxでニンジャガ1を遊んでから10年以上の年月が経っていて、クリアするまでに色んなバージョンのニンジャガ1を遊んできた気がする。その話をまとめたら面白い記事が書けるかな?
というわけで、今回はNINJA
GAIDEN(ニンジャガ1)を10年かかってクリアした話と感想、遊んできた様々なニンジャガ1のバージョンを紹介する記事です。
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NINJA GAIDENとは?
『NINJA GAIDEN』(ニンジャガイデン)は、テクモが発売した忍者アクションアドベンチャーゲーム。開発はTeam NINJA。通称「ニンジャガ」。「NINJA GAIDEN」『ウィキペディア フリー百科事典日本語版』アクセス日時:2023年5月23日 0:46(日本時間)
NINJA
GAIDEN(ニンジャガ)は2004年にテクモ(現コーエーテクモゲームス)から発売された初代Xbox用ゲーム。元は忍者龍剣伝というシリーズ。BLACK(初代Xbox/Xbox360)やΣ(PS3/マスターコレクション)やΣ+(PS
Vita)などのバージョンアップ版や移植版が多数存在している。
Team NINJAというデッド オア
アライブ(3D対戦格闘ゲーム)や最近では仁王(ダーク戦国アクションRPG)などで知られている開発チームが製作している。
ゲーム内容の紹介
ゲーム内容はニンジャアクション(刀や手裏剣や忍法や壁走りなど)を駆使する3Dアクションアドベンチャーゲーム。
チャプター制で途中にいるボスを倒したり、入手したアイテムを特定の場所で使うことでストーリーが進行していく。雑魚敵が強く、ゲームの難易度が高いのも特徴。
個人的に似ていると思うゲームを挙げるならば、カプコンのデビルメイクライ。
デビルメイクライは固定視点という違いはあるけれど |
どんなゲームさらに詳しく知りたいという方は、公式の動画をご覧ください。
ニンジャガ1の紹介のような個人的感想
NINJA GAIDEN(ニンジャガ1)を最後まで遊んで感じた個人的な感想を書いてみました。
アクションに重きを置いているゲームですが、念のために極力ネタバレはなしで書いています。
ストーリーや世界観はよくわからない
ニンジャガはリュウ・ハヤブサという忍者が主人公で、最初は日本の江戸時代のような雰囲気で始まりますが、途中から現代の要素も混じってくるので、世界観(世界設定)がよくわからなくて混乱しました。たぶん忍者が存在している設定の現代なのかな。
ストーリーは「黒龍丸」という魔刀を巡る話で、謎の組織も出てきて主人公が戦いに巻き込まれていく...という感じなので、王道です。カットシーンやムービーも沢山あって見どころもありますが、ストーリーの細かい部分はよくわからないというのが僕の感想です。
ただ、どちらもゲーム部分の邪魔にはなっていないので、アクションゲームの世界観やストーリーとしては超優秀なんだと思います。だから、細かいツッコミはなしで!
ボスより雑魚敵が強いから難易度が高い!
ニンジャガ1は難易度が高いアクションゲームとして有名ですが、その原因はボスよりも雑魚敵が強いからです。
ボスは身体が大きくて1体で襲ってくることが多いので、やられても何回かリトライすればパターンが読めて倒せますが、雑魚敵は身体が小さく3~4体以上で襲ってくるので、油断するとあっという間にボコボコにされてやられます(笑)
このゲームの雑魚敵は素早くてガードが硬く、多彩な攻撃をしてくるので、複数体で襲われると本当に怖い...。僕は最後の最後まで雑魚敵に苦戦していて、何度ゲームオーバーを食らったかわかりません。
僕は雑魚敵やボスにやられるたびに「なんだよーもう」「マジかよ」「こんなの無理だろ..」と叫んでいました。
アクションの操作は簡単だけど、奥が深くて上達が感じられる作り
ニンジャガ1は難易度は高いけれど、武器の弱・強攻撃と絶技という溜め攻撃も手裏剣などの飛び道具もボタン一つで出せるので、操作は簡単なゲームです。
ただ、何も考えずに攻撃しても雑魚敵すら倒せないので、ガードや回避をしつつ敵の隙を突いて攻撃をする必要があります。このガードや回避をしつつ、敵に弱・強と絶技などのコンビネーション攻撃を叩き込むというのが絶妙なバランスで、奥の深さを感じます。
雑魚敵が強くて嫌だけど、戦えば戦うほどコツが掴めてきて自分の上達が感じられる作りになっているので、アクションゲームとして良く出来ているなぁ..と感心しました。
でも、上達するまでにそれなりの時間と根気が要るので、サクッと遊びたい人にはストレスの溜まる作りなのかもしれない。
アドベンチャー要素はヒントが少なくて迷う
ニンジャガ1にはステージを探索して、アイテムを入手して簡単な謎解きをして先に進むといういわゆるアドベンチャーの要素もあるのですが、ヒントが少なすぎるために迷って進めなくなるということがよく起きます。
特にゲームのメインの部分となるステージが広いので、必要なアイテムを探したり、イベントが起きる特定の場所に行くのが大変で、迷っている間に雑魚敵に袋叩きにされるというのが僕がゲームオーバーになるパターンでした。
僕は雑魚敵に袋叩きにされたくないので、地図で頻繁に現在地と目的地を確認しながら、遊ぶのが癖になっていました(笑)
ただ、ステージの作りは良くて、集めるとアイテムがもらえる「黄金のスカラベ」や宝箱を探すのは楽しかったし、後半の「こことあそこがこうなるか...」というステージの繋がりが見事なので、ゲームの本質とは関係ない不親切な部分が勿体ない。
回復アイテムは無限に入手できて、セーブポイントも多いが...
ニンジャガ1は雑魚敵を倒すと入手できるお金のようなもの(イエローエッセンス)を使って、お店で回復アイテムを無限に買えるので、アクションが苦手でもゴリ押しでクリアも可能だと思います。
ただ、アクションの上達がないと雑魚敵相手でも回復アイテムを湯水をように使うことになるので、ゴリ押しは辛い遊び方かもしれない...。
実はセーブポイントも沢山あるので難易度が高い割には親切なんですが、これには罠があって、チャプターによってはセーブしてしまうと戻れなくなり、回復アイテムを入手不能になる場面がありました。
僕はこの罠に見事にハマってしまい、途中に雑魚敵も挟んだ3連続のボス戦を限られた回復アイテムで戦うことになり泣きを見ました。何回も何回もやり直して「もうダメだー」とヤケになりつつクリアした記憶がよみがえる...。やっぱりセーブは複数個作らないとダメですね。
初めて遊んだのはNINJA GAIDEN(初代Xbox)
僕が初めて遊んだのはオリジナル版でもある初代XboxのNINJA GAIDEN(以下無印)でした。
発売日:2004年3月11日
対応ハード:初代Xbox/Xbox360
出力解像度:最大D2 480p(720X480)
購入日:2012年11月
一番最初に発売されたNINJA GAIDENのオリジナル版。初代XboxとXbox360(互換機能)で遊ぶことができる。
出力解像度がHD(720p以上)ではなくて480pなので、今の液晶テレビに映すと荒く感じる。Xbox360でHDMI出力して遊ぶと少しだけ綺麗になる。中古が安く購入できるけれど、ディスクの読み込みが激しいので今遊ぶにはオススメしない。
ハードオフで中古Xbox本体と同時購入
2012年11月にハードオフで動作品の中古ジャンク初代Xbox本体(コントローラー、映像・電源ケーブル付き)を購入したのと同時に別のお店でニンジャガ1も中古で購入しました。
無駄に大きくて重い初代Xbox本体 |
購入価格は初代Xbox本体一式が3,150円、ニンジャガ1は390円だったので、当時でもすごくお得でした。そして今思い出すと、2012年はまだ消費税5%の時代だったんですよね...今となっては信じられない。
初代Xbox本体は重くて大きいのに自転車のカゴに無理矢理押し込んで、持ち帰った記憶もあります(笑)
ニンジャガ1のパワフルさに圧倒された
ニンジャガ1は初代Xboxの性能を活かして作られたハイスペックなアクションゲームという印象を持っていて、いつか遊んでみたい!と思っていました。
実際に遊んでみると同世代のPS2や任天堂のGCのゲームとは違うスケールの大きさ、具体的にはキャラクターの滑らかな動きと多彩なアクション、ステージの作り込み、映像のリアルさなどに驚いて、やっぱりXboxってすごいんだな...と驚きました。
初代XboxはソニーのPS2と任天堂のGCと同世代のゲーム機 |
2012年には既にPS3とXbox360というHD画質でよりハイスぺのゲーム機が存在していたけれど、僕は当時ゲームから離れていて、この2機種を全く触ってなかったので、ニンジャガ1からこれだけの驚きが得られたのかも?
ちなみに当時は4:3のブラウン管に赤白黄のケーブルを繋いで遊んでいましたが、それでも十分すごさを感じました(笑)
ゲームに集中できない状況の中で遊んでいた
僕がニンジャガ1に強い思い入れを持っているのは、遊んでいた当時、家の中がとある問題で落ち着かない状況にあったことも大きいです。その中でも1人になれる時間に1時間、せめて30分は問題を忘れて集中して遊ぼうとしていました。
今考えるとあの集中できない状況で、ニンジャガ1のような雑魚敵が強くて何回もゲームオーバーになったり、ヒントがなくてたびたび先に進めなくなるゲームをよく根気強く遊んでいたな...と呆れて感心します。
でも、難しいからこそ、遊ぶことに意味を感じられて集中できたのかな。
本体の故障で泣く泣く遊ぶのを諦める
それはニンジャガ1を中盤ぐらいまで進めていた時に突然起こりました。画面にディスクの読み込みエラーの表示が出てゲームが止まってしまった...。
どうやらXbox本体のDVDドライブのレンズが弱っているらしい。中古の本体だから元から弱っていたのかもしれないし、ニンジャガ1はディスク読み込みがかなり激しいから遊んでいるうちに限界をむかえたのかもしれない。
最初のうちはエラーの頻度があまり多くなかったから、騙し騙しエラーが起きない事を祈って遊んでいたけど、そのうち頻繁に起こるようになって完全に遊べなくなりました。
僕も諦めが悪い性格なので、Xbox本体を分解してDVDドライブのレンズを磨いて試してみたけど効果なし。さらにネットで別のXbox本体を購入して、今度は大丈夫かと期待したけど、その本体でも「読み込みエラー」が起きる...。どうやら初代Xbox本体は故障しやすいらしい。
他にも考えられる手を尽くしたけど、上手くいかず「もうこれはダメだ...」と心が折れたので、ニンジャガ1を初代Xboxで遊ぶことを諦めました。悔しかったけど、仕方がない。
2番目に遊んだのはΣ+(PS Vita)
僕が2番目に遊んだニンジャガ1はPS VitaのΣ+でした。
発売日:2012年2月23日
対応ハード:PS Vita
対応解像度/画面サイズ:960×544(5インチ 16:9)
購入日:2014年2月
携帯ゲーム機のPS Vitaで発売されたNINJA GAIDEN。
PS3で発売されたΣをベースに初心者向け難易度やVitaの背面タッチパッドやモーションセンサーを活かした操作などが追加されたバージョン。PS
Vitaの画面解像度はHD未満(960×544)ではあるけど、初代Xboxのニンジャガ1より画質が良かったりする。
Σ+の追加要素
Σ+の追加要素・難易度「ヒーローモード」の追加・ミッションの追加・コスチューム、装備品の追加引用元:ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~(NINJA GAIDEN Σ PLUS)
Σ+はその名の通り「PS3版のΣに追加要素を+して移植されたバージョン」なので、遊びやすい難易度や新しいミッションやキャラクターのコスチュームや装備品が追加されています。
ちなみにニンジャガ1は発売順が無印⇒BLACK⇒Σ⇒Σ+となっていて、新しいバージョンが出るたびに追加や変更があって、Σ+は現時点での最終バージョンとなっています。(マスターコレクション版もΣ+がベース)
TSUTAYAで中古PS Vita本体を購入してから1ヶ月後に購入
Σ+は2014年2月に中古で2,250円で購入しています。
実はその1か月前にTSUTAYAで中古美品のPS
Vita本体(当時新品定価は19,980円)を11,500円でお得に購入していたので、何か遊ぶゲームはないものか?と探していました。
PS
Vitaの性能は当時の携帯機としてはハイスぺで、PS3に迫る性能とも言われていましたが、あまり良いゲームが出ていなくて困っていた時にΣ+を見つけて「え、ニンジャガ1が移植されているの?」と驚いて購入しました。
携帯機でニンジャガ1が遊べるなんて信じられない!
ニンジャガ1はあの巨大な初代Xboxの性能をフルに使って実現していたゲームなので、PS
Vitaがいくらハイスぺとはいえ、携帯機でまともに移植できるのか疑問でした。
でも、実際に遊んでみると...フルHD化されたPS3のΣをベースにしているので、初代Xbox
の無印より映像は綺麗だし、PS
Vitaは左右に2本のアナログスティックがあるから、ほぼ同じ感覚で操作もできる、そしてファンも読み込み音もないから静か。すごい、すごすぎて信じられない!
2023年現在はSwitchがあるし、Steam
DeckというPCゲームが遊べる携帯機があったり、スマホが高性能化しているから、据置機のゲームを携帯機でも遊べることに驚きはないけど、2014年当時はニンジャガ1が携帯機で遊べてしまうことは衝撃的でした。
いつの間にかに遊ばなくなっていた
ニンジャガ1が携帯機で遊べるなんてすごい!という感動があったΣ+ですが、いつの間にか遊ばなくなっていました。
当時のセーブデータを見てみると、プレイ時間3時間40分でチャプター7という序盤で止めていました...。今遊んでも良く出来ているのに勿体ない。
遊ばなくなった理由を考えてみると、Σ+は動きの滑らかさ(fps)が他のニンジャガ1より落ちる(60fps⇒30fps)というのもあったし、僕は昔から携帯機より据置機のゲームを遊ぶ方が好きだったので、ニンジャガ1はテレビで遊びたかったからだと思います。
3番目に遊んだのはBLACK(Xbox360)
僕が3番目に遊んだニンジャガ1はXbox360のダウンロード版BLACKでした。
発売日:2008年2月11日
対応ハード:Xbox360/XboxOne/XboxSeries X・S
対応解像度:480p(Xbox360)1080p(Xbox one)1440p(XboxSeries
S)4K(XboxSeries X)
購入日:2015年3月
無印の完全版として初代Xboxで発売されたNINJA GAIDEN。
難易度の追加や調整、新たなイベントシーンや新モードのミッションなどが追加されている。Xbox360以降のXboxではDL版を購入して遊ぶことができて、さらに最新のSeries
Xならば4Kの高解像度に対応している。
BLACKの追加要素
BLACKの追加要素・イベントシーンの追加・視点操作が可能に・難易度の追加、調整・「MISSION」の搭載など引用元:ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~(NINJA GAIDEN BLACK)
BLACKは無印にイベントシーンや難易度、新モードのミッションなどが追加された完全版として発売されたものです。
2番目に発売されたニンジャガ1ですが、ΣやΣ+と違って無印のディレクターが手掛けているので評価が高いようです。なお、Xbox系のハードでしか遊ぶことができません。
DL版があることを知って購入
2014年に中古でXbox360本体を購入した後に「もう一度ニンジャガ1が遊びたいな...」と思っていたら、無印の完全版であるBLACKのDL版があることを知りました。
Xbox360はアダプタが巨大なことでも有名 |
実はXbox360には初代との互換機能があるので、無印のディスクを入れれば遊ぶことができるのですが、読み込みが激しくて初代Xboxが壊れた悪夢を繰り返したくない...。
というわけで、DL版が1,029円(今は1,100円)とリーズナブルなのもあって、BLACKを購入しました。
無印と似ているのが良い!
BLACKは無印の完全版なので、グラフィックやメニュー画面やセーブ画面などのUIが無印と一緒なのがとても良い!しっくりくる!やっぱり僕は無印ニンジャガ1が好きなんだと再確認しました。
UI(ユーザーインターフェース)は地味に重要 |
ΣやΣ+は全体的にリニューアルされていて、グラフィックやUIも一新されているので、個人的には無印とは別物に感じるんですよね...。だから変わらないBLACKがとても落ち着く。
Xbox360で遊ぶのは快適!
Xbox360で遊ぶBLACKは初代Xboxで遊ぶ無印よりも遥かに快適でした。(アダプタは大きくてうるさいけれど...)
DL版なのでネットから落としたデータをHDDで動かして遊ぶからディスクの読み込み音がないし、ロードも早くほぼ感じない!360のコントローラーも初代のものより操作しやすくて、おまけにワイヤレス!
左が初代で右が360のコントローラー |
画質はΣやΣ+より落ちる480pだけど、HDMIで出力するとそれなりに綺麗に見える。
Σ+と違って、BLACKは無印と同様に本気で遊びました。
謎のエラーが発生して先に進めなくなった
今度こそ最後までクリアする勢いで中盤のチャプターまで進めていた時に事件は起きました。
「特定の場面で謎のエラーが起きて、何回やり直しても同じ場面で止まってしまう...」
無印を遊んでいて初代Xboxがぶっ壊れたことに続き、またニンジャガ1でトラブルが起きるとは...嘘のようだけど、本当の話。
試しにHDD内のBLACKのデータを削除してから再ダウンロードしてみたら、症状は改善されたのですが、この事がきっかけで気持ちが萎えてしまい遊ぶのをやめてしまいました。
4番目に遊んだのはΣ(PS3)
僕が4番目に遊んだニンジャガ1はPS3のΣでした。
発売日:2007年6月14日
対応ハード:PS3
対応解像度:最大1080p
購入日:2019年1月
BLACKをベースにしてPS3で発売されたNINJA GAIDEN。
グラフィックがさらに綺麗になってフルHD化されている。他にも武器やプレイキャラクターが追加されていたり、難易度が調整されて遊びやすくなっている。
Σの追加要素
Σの追加要素・グラフィックの質の向上・新武器「厳龍・伐虎」の追加・一部アクションの改善・アイテムのショートカットキー追加・操作キャラクターとチャプターの追加・難易度の調整など引用元:ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~(NINJA GAIDEN Σ)
ΣはBLACKをベースに主にグラフィックの質を向上して、数多くの追加要素を加えて、アクション面やUIや難易度まで調整した無印から大きな変更があったバージョンです。
そしてBLACKまでのXboxではなくて、初めてPS3で発売されたのも大きな変化でした。
中古が安かったのでなんとなく購入
PS3のΣは他のニンジャガ1と違って、TSUTAYAで中古が500円で処分されているのを見かけたからという消極的な理由で購入しました。
あえて理由を挙げるならば、ちょうどPS3本体を入手して液晶テレビでゲームができる環境を整えたので、フルHDのニンジャガ1を試してみたいという感じかな。
グラフィックがフルHD化&手直しされているので綺麗
Σを遊ぶとすぐに「あれ、ニンジャガ1ってこんなに綺麗だっけ?」と不思議な感覚に襲われました。
それもそのはず、Σは無印やBLACKのグラフィックを単純に解像度を上げてフルHD(1080p)にしただけでなく、より綺麗に見えるように手直しされているからです。
PS3なのでディスクもBlu-ray |
具体的には背景に草や紅葉した木など色鮮やかに見えるものが追加されていたり、キャラクターと背景がライティングされて明暗がくっきりしています。ΣベースのΣ+も既に遊んでいましたが、大きい画面で遊ぶとより違いがわかりやすい。
無印やBLACKのシンプルなグラフィックも良いので好みは分かれるかもだけど、これはこれで手が込んでいて素晴らしい!
回復アイテムのショートカットが便利
Σは(Σ+にもある)十字キーにショートカットが割り当てられていて、メニューを画面を開かずに回復アイテムが使えるようになったのが大きな改善点です。
特に初代Xboxで遊んだ無印はメニューを開くと微妙な読み込みが入って、ワンテンポ遅れるので回復アイテムを使うのが本当に煩わしかった...。
ただ、ショートカットで回復アイテムを使う時もゲームは止まらないので、ボス戦や雑魚敵に囲まれた時はメニューを開いて使った方がいいのかも(笑)
ニンジャガ1の中で一番遊んでいない
Σは2019年の1月に購入していたのですが、今回記事を書くためにプレイ時間を見てみたら、当時たったの16分しか遊んでいなかった...。
だから、PS3のHDDへのインストール機能(使用するとディスクへの読み込みを減らせる)があることにすら気づかず、ディスクの読み込みが激しくてヤダなと思っていました(笑)
他のニンジャガ1と比較しても一番遊んでいないので、やっぱり購入時のモチベーションはゲームのプレイにも影響を与えるのかもしれませんね。
最後まで遊んだのはBLACKだった
僕が4機種のニンジャガ1を渡り歩いて、最後まで遊んだのはBLACKでした。
BLACKを選んだ理由
・無印に近いニンジャガ1が好き
・DL版はディスク読み込み音がなくてロードも速い
・Xbox360はコントローラーも使いやすく快適に遊べる
・テレビの大画面で遊びたい
僕は無印のニンジャガ1が好きなのと、Xbox360のプレイ環境がコントローラーも含めて快適というのがBLACKを選んだ理由です。
最後まで遊ぶつもりはなかった
2022年10月にPS2のデビルメイクライ3をクリアした勢いで「今ならニンジャガ1もクリアできるんじゃね?」という軽い思いつきで、BLACKを遊び始めました。
デビルメイクライもニンジャガと似ている高難易度のアクションなので、続けて似たようなゲームを遊びたくなった、ただそれだけの理由です。
今度こそ最後まで遊ぶぞ!という強い思いは微塵もなかったです(笑)
でも、ゲームに限らず物事は気楽に始めた方が良い結果が出る気がします。このブログも最初は軽い気持ちで始めて、ここまで積み上げて来ましたからね。
3年ぶりに遊んだけど慣れていた
ニンジャガ1は3年ぶりに遊んだけど、自分でもびっくりするぐらい慣れていました。
雑魚敵やボスとの戦闘などのアクション部分はもちろんですが、アドベンチャー部分の謎解きや仕掛けも結構覚えていたので、中盤のチャプターまでは楽に進めてしまった。
初代Xboxで無印を遊んだ時はあんなに雑魚敵にボスに苦戦していたのに(笑)
最初の無印を遊んでから10年以上経って僕も年齢を重ねていたけど、ニンジャガのような高難度のゲームはある程度遊ぶと身体が覚えているのかもしれない...。
クリアするまで半年もかかった
僕のニンジャガ1(BLACK)のプレイデータ
難易度:ノーマル
クリアタイム:12時間21分(セーブデータでは17時間)
遊んでいた期間:2022年10月~2023年4月(約半年)
プレイスタイル
・回復薬(霊命薬)を常に最大の10個買い込んでいた
・中盤以降セーブを複数個
・使用武器は龍剣のみ
・黄金のスカラベ(収集アイテム)は全50個中39個集めた
・忍法は雑魚敵に囲まれた時のみ使用
僕がクリアした時のニンジャガ1のプレイデータは以上の通りです。
プレイ時間はセーブされていない時間を含めると約20時間ですが、遊んでいた期間が半年と自分でも驚くぐらい長いです。実は気が向いた時だけ遊んでいたので、1日に2時間以上集中して遊んだり、1ヶ月以上遊ばなかったりと両極端だったので、無駄に長い期間かかっています。
プレイスタイルは雑魚敵が強いから新しい武器に慣れるのが面倒という理由で、最初から持っている龍剣しかほぼ使わなかったり、常に回復アイテムをMAXの10個買い込んでいたりと、ある意味で合理的だけど、雑で勿体ない遊び方でした(笑)
ニンジャガ1はそう簡単にクリアさせてくれない!
半年かけてのんびり遊んでいたけど、中盤以降の過去に到達したことがない未知の部分まで進んだ時に「今回は最後まで遊べるかも...」と意識し始めました。
でも、ニンジャガ1は中盤から終盤にかけても本当に良く作り込まれていて、敵は強いし、謎解きも難しくて面倒で、そう簡単にクリアさせてくれない!
さすが自ら「凄すぎて、何が悪い。」と宣言するゲーム |
終盤は「まだ終わらないの?」と常に思いつつ、2日続けて時間を作って集中して遊んで、ようやく最後までクリア!それにしてもストーリーも最後の最後まで油断がならない展開だった...。
大人になってからゲームのクリアに意味を見出すのは難しい
ニンジャガ1を最後まで遊んでクリアしたことで、10年前の途中で遊べなくなって悔しかった自分の気持ちを晴らすことができて、本当に良かった!
でも、あらためて今の自分はゲームをクリアすることに意味を感じていないことに気づきました...。最後まで遊ぶとそれなりの達成感は得られるけど、それだけという感じ。
ゲームを最後まで遊ぶにはそれだけの時間とエネルギーと集中力が要るので、大人になるとそれらを捻出するのが大変になって、意味を見出せなくなるのかも...。
今の自分はゲームは好きだけど「最後まで遊べなくても楽しめればいいか」という考えになっています。
ニンジャガ1を今遊ぶのならコレ!
僕のこの長い記事を見て、ニンジャガ1を遊びたくなった人のために今遊ぶのにオススメのニンジャガ1のバージョンを紹介します。
Switch、PS5/4、STEAM(PC)で遊ぶならばマスターコレクション
リンク
NINJA GAIDEN: マスターコレクション
新品価格:4950円(DL版もあり)
中古価格:3,000~3,500円ぐらい
対応ハード:Switch、PS5/4、XboxOne/SeriesX|S、STEAM(PC)
DL版の購入先はこちら(コーエーテクモ公式サイト)
特徴
・NINJA GAIDEN Σ、NINJA GAIDEN Σ2、NINJA GAIDEN 3: Razor's Edgeの3作がセット
・ニンジャガ1はΣ+とほぼ同じものが収録されている
・DLCも収録されている
・Switch版なら携帯ゲームとして遊べる
・PS5/XboxSeriesX/STEAMならば最大4K画質で遊べる
ニンジャガシリーズ3作がセットになっていて、Σ+ベースのニンジャガ1をSwitchなら携帯モードで、PS5/XboxSeriesX/STEAMならば最大4K画質で遊ぶことができるバージョン。
今現役のゲーム機で遊びたいならば、マスターコレクション一択だと思う。
ただ、ニンジャガは人を選ぶゲームなので、シリーズ未プレイの人がいきなり3作セットのコレクションを購入するのは敷居が高いので、バラ売りをして欲しい。
PS3を持っていて安く遊びたいのならばΣ
リンク
NINJA GAIDEN Σ
中古価格:250~500円ぐらい
対応ハード:PS3
特徴
・フルHD(1080p)で遊べる
まだ現役で使えるPS3を持っていて、できるだけ安く高画質でニンジャガ1を遊びたいのならばΣがオススメ。
どこでも中古価格が1,000円を切っているし、ネットでは送料込みで250円ほどで購入できる場合もある。
Xbox360/ONE/seriesX|Sを持っているならばBLACKのDL版
リンク
NINJA GAIDEN BLACK
価格:1,100円(DL版)
対応ハード:Xbox360/ONE/SeriesX|S
DL版購入先はこちら(マイクロソフト公式サイト)
特徴
・画質はXbox360は480p、ONE/SeriesSは1080p、SeriesXは4Kで遊べる
・難易度が高い
Xboxシリーズのハードを持っていて、難易度が高いニンジャガ1が遊びたいのならば、DL版のBLACKがオススメ。価格も安くてシリーズをお試しするにもちょうどいい!
Xbox360では480pだけど、上位機種を持っていると最大4Kの高画質で遊べるのも嬉しい。
まとめ
10年前に初代Xboxが壊れてニンジャガ1が途中で遊べなくなったのは悲しかったけれど、そのお陰で4機種でニンジャガ1を楽しめて、これだけボリュームがある記事を書くきっかけになったのだから、結果的に良かったのかもしれないですね。たぶん。
ニンジャガ2と3も持っているので、今度はそちらも遊んでみたいなぁ。
もしこの記事を読んでニンジャガ1に興味を持たれた人は是非遊んでみてくだい。最初は難しくて嫌になるけど、やりがいがあるゲームです。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!