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ケーブルの向きを変える!ワッツの4K対応HDMI L型アダプタ右向き(E-HDMI-5)【レビュー】

こんにちは!


100円ショップワッツの4K対応HDMI L型アダプタで液晶テレビの困りごとを解消!

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今回の記事をオススメしたい方
  • 液晶テレビやパソコンに接続するHDMIケーブルの向きを変えたい
  • 100円ショップの商品が気になる

100円ショップのワッツを何気なく見ていたら「4K対応HDMI L型アダプタ右向き」という商品を発見しました。


この商品を使うことで、パソコンやテレビに繋ぐHDMIケーブルの向きを変えられるみたいです。これで僕が使っている液晶テレビの困りごとを解消できるかも...と思ったので、購入してみました。


というわけで、今回は「4K対応HDMI L型アダプタ右向きの紹介と液晶テレビの困りごとを解消した話」を書いています。



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HDMIとは?

HDMIとは、「High-Definition Multimedia Interface」の略で、 映像・音声・制御信号を1本のケーブルにまとめて送ることができる通信規格のことです。HDMIが登場するまでは、音声・映像信号ごとに色分けされたケーブルが何本か束になった、ビデオケーブル・オーディオケーブルが使用されていました。

HDMIは映像・音声の両方を1本のケーブルで送ることができ、 配線がシンプルで接続間違いが少ないため、テレビやパソコン、ゲーム機など様々な機器で使われています。

サンワサプライ株式会社 「HDMIとは」より引用


HDMIは1本のケーブルで映像・音声・制御信号をまとめて送れる利便性の高さから、地デジやハイビジョン以上の映像機器やゲーム機(Blu-ray、PS3)が出てきてから、あっという間に普及して一般化しました。




HDMIの使用例です。

液晶テレビの背面にあるHDMI端子(入力)

REGZA

REGZA(HDMI)






PS4の背面にあるHDMI端子(出力)

PS4

PS4(HDMI)





HDMIケーブルで繋ぐ。これで液晶テレビでPS4のゲームが遊べます。
「HDMI」と聞くと一般的にはこのケーブルをイメージするのではないでしょうか。

HDMIケーブル

4K対応HDMI L型アダプタ右向きの仕様

パッケージは使用例のイラストが書いてあるので、何のために使う商品なのかわかりやすくて良いです。僕もこのパッケージを見て「これが欲しかった!」となりました。

パッケージ




パッケージの仕様をまとめてみました。

製品仕様

名称:4K対応HDMI L型アダプタ右向き

対応機種:HDMI端子(メスコネクタ)を持つ、テレビ、プロジェクター、ブルーレイ・DVD・ハードディスクレコーダー、チューナーAVアンプ、パソコン、ゲーム機などの機器

対応ケーブル:HDMIオスコネクタ(HDMI タイプAオス)を持つHDMIケーブル(※4Kビデオ解像度を実現するには、4Kに対応できる機器、ディスプレイ及びケーブルが必要です。)

コネクタ形状:HDMIコネクタ(オス:タイプA-19ピン)-HDMI(メス:タイプA-19ピン)4K/60Hz対応

材質:塩化ビニル樹脂、スチール


特徴
・HDMI端子(メスコネクタ)を右向きにするアダプタです。
・テレビやプロジェクターなどのAV機器裏側のスペースが狭く、ケーブルのコネクタが邪魔になる時にケーブルをスッキリ配線することができます。

発売元:エコラ事業部

生産国:中国 


※パッケージに記載の情報より引用


仕様の中から気になった部分だけピックアップしてご紹介ます。



商品名は「4K対応HDMI L型アダプタ右向き」となっていて、液晶テレビやゲーム機などのHDMI機器のHDMI端子(タイプA メスコネクタ)に接続して端子の向きを右向きを変えることができます。

HDMI端子の向きを変えられるので、HDMI機器の裏側に十分なスペースがない場合などに使うと役立つ商品です。





対応機種はHDMI(タイプA メス)があるテレビやゲーム機やパソコンなどのHDMI機器で、対応ケーブルはHDMIケーブル(タイプA オス)となっています

ちなみにHDMI機器(テレビ・ゲーム機など)は基本的にはタイプA メス(差し込まれる側)が付いています

HDMI(タイプA メス見本)



HDMIケーブルのタイプA オス(差し込む側)は一番スタンダードなHDMIケーブルです。(HDMIには他にもタイプCとタイプDがあります)

HDMI(タイプA オス見本)





アダプタのコネクタはHDMIコネクタ(オス:タイプA-19ピン)とHDMIコネクタ(メス:タイプA-19ピン)が一つずつあって、オスはHDMI機器側に接続して、メスはHDMIケーブルに接続して使用します。

パッケージ裏側(使用方法)




4K/60Hz対応となっていますが、詳しい仕様について調べてみました。


バージョン:プレミアムハイスピード(HDMI 2.0)

通信続度:18Gbps

主な解像度
3840X2160(4K)/60Hz
・5120X2880(5k)/30Hz


サンワサプライ株式会社 「HDMIとは (ケーブルの種類)」より引用


HDMIケーブルを発売しているサンワサプライ株式会社のサイトによると、4K/60Hz対応なのはプレミアムハイスピード(HDMI2.0)というバージョンになるようです。

このアダプタを使って4K/60Hzの映像を出力したい場合は、HDMIケーブルもプレミアムハイスピード以上のものを使う必要があるので、ご注意ください。




発売元はエコラ事業部(株式会社ラティーノ)という100円ショップの商品を沢山発売しているメーカーなので、僕が購入したワッツ以外でも販売しているかもしれません。

100円ショップ


商品の外観を紹介

HDMI機器に接続して使ってみる前にL型アダプタの外観を見てみます。



最初の表面を見てみます。このL型アダプタはHDMI機器に接続してHDMIケーブルを右向きに変えるものなので、オスコネクタが上でメスコネクタが右になる向きを表面としています。

メスコネクタの近くに「HDMI」のロゴがあって、真ん中の4x4(16個)の穴はHDMIケーブルを抜き差しする時にちょうど触る部分なので、滑り止めだと思います。

外観(表側)




裏返して裏面を見てみます。こちら側にも「HDMI」のロゴと4x4(16個)の穴の滑り止めがあります。ちなみにHDMI端子は上下非対称なのでオスコネクタの形状が表面と違います

外観(裏面)




オスコネクタとメスコネクタの側面(端子部分)を見てみます。

100円ショップの商品だからといって端子の作り材質が安っぽいということはなくて、しっかりしているので安心して抜き差しして使えそうです。

外観(オス側面)


外観(メス側面)


液晶テレビの困りごととは?

ここで僕がL型アダプタ買うきっかけとなった「液晶テレビの困りごと」を書いてみます。



困りごとのある液晶テレビは株式会社レボリューション「DR-19TV-S」です。

よくわからないメーカー製で、しかも中古で安く購入したものですが、フルHD対応で液晶の視野角も広いのでゲームをする分には問題なく使えます。

19TV(液晶側)

19TV(ラベル)





ただし1点だけ「困りごと」があって、それは裏面にある入力端子の場所です。

入力端子は他の部分より数cm低い下側の隙間にまとまってあるのですが、なんと!この隙間の縦の高さが約7cmしかないんです
19TV(裏側)



19TV(入力端子1)


入力端子のある場所に十分な高さがないと何が困るかというと、HDMIケーブルなどを接続した時にケーブルが窮屈になって、無理な圧力がかかることです。




ちなみに僕が使っている一般的なHDMIケーブルは、端子の先端から根本まで約5cmあります。

HDMIケーブル(困りごと)




縦の高さ7cmしかない隙間にある端子にHDMIケーブルを接続すると、かなり無理矢理押し込む感じになり、接続後も端子やケーブルの根元のダメージが心配です。

TV19(HDMI接続)

TV19(HDMI接続後)



HDMIケーブルは特に酷いですが、他の入力端子も同じように窮屈で使いにくいので、なぜ入力端子を狭いこの位置にまとめたのだろうか...と疑問に思います


このままでも使えるといえば使えますが、HDMIケーブルを無理に押し込んで接続している状態を僕はすごく気になっていたので、解消する方法はないものか...と考えていました。


L型アダプタ右向きを使って困りごとを解消!

では、L型アダプタ右向きを使って、HDMIケーブルが窮屈になる液晶テレビの困りごとを解消していきます



最初にL型アダプタ右向きのメスコネクタにHDMIケーブルを接続します

アダプタにケーブルを接続すると「カチッ」と音がしてロックされます。ケーブルを外す時はアダプタの滑り止めを持って一定の力で引っ張ると外れるようです。

L型アダプタ(HDMIケーブル接続)




HDMIケーブルを接続したL型アダプタを液晶テレビ「DR-19TV-S」のHDMI端子に接続します。シンプルにこれだけ!

まるで最初からこの構造で作られていたかのように見事にHDMIケーブルが右向きに接続されて、綺麗に無理なく収まっています。僕の想像通りに上手くいったのでこれは嬉しい。

L型アダプタ接続(液晶テレビ)




ただし、この右向きにする方法にも欠点があって、HDMIケーブルが下を通るせいで、右隣のPC入力とビデオ入力端子が使えなくなってしまいます。

僕はこの液晶テレビの入力端子はHDMIしか使わないので「まあいいか」と妥協することにします。少なくとも元のまま使うよりはずっといいですからね(笑)

L型アダプタ(液晶テレビ接続アップ)

ちなみに左側は電源であるDC入力があるのと、HDMIケーブルが通る隙間がないので、今回は右向きにするアダプタを選びました。




試しにXbox360を繋いでゲームで遊んでみました。

Xbox360


ニンジャガガイデン


1時間ほど遊びましたが、直接HDMIケーブルを接続しているのと何ら変わりなく、綺麗に映像と音が出力されています!

よし!これで無事に液晶テレビの困りごとが解消されました

出力側にアダプタを付けても使える

今回は入力側の液晶テレビにL型アダプタ右向きを接続して使いましたが、このアダプタは単純に端子の向きを変えるだけなので、ゲーム機やパソコンなどの出力側に接続しても使うことができます


たとえばゲーム機である、PS4に接続しても端子の向きを変えることができます

出力側でも使える(PS4)



購入前にHDMI機器の端子の向きを確認する

HDMIの端子は上下が非対称となっているので、L型アダプタを購入前に接続する予定の機器のHDMI端子の向きを確認することをオススメします



なぜかというと、L型アダプタのHDMI端子(オス)の幅広い方を上にして接続しないと、右向きにならないからです。

右向きにするつもりで購入したのに機器の端子が上下逆で接続すると、左向きになってしまう事態は避けたいですよね...。

L型アダプタを接続する向き




ただ、考えてみると、横向きにHDMI端子が付いている場合は幅広い方が上になっていることがほとんどかもしれないですね。


僕が確認せずに勢いで買ってしまって、接続するまで不安だったので、念のため書いてみました(笑)購入前に商品を使った場合どうなるか?と考えるのはとても大事です。

HDMI端子横向き


まとめ

以前からHDMI端子の向き変えるアダプタの存在は知っていたのですが、ネットでしか買えなかったので、わざわざ送料をかけてまで購入する気が起きませんでした。


それがまさか100円ショップの110円で買える商品として、出会えるとは嬉しい驚きです

しかも質が高く、しっかりしていて安心して使える商品...

おまけに右向き以外にも左向き、上向き、下向きのL型アダプタも売っていました!バリエーションも豊富とはすごすぎる...全部買っても440円ですよ。

最近の100円ショップはマニアックでかゆいところに手が届く商品が多いので本当に侮れないです。何より見ていて楽しい!


Amazonで同じような商品がないのか調べてみたら、エレコム製の「HDMI延長コネクタ L字 【右方向】」というものがありました。お値段は843円!



ほぼ機能や見た目が同じなので、今回の記事で紹介した110円で購入できる「4K対応HDMI L型アダプタ右向き」のコスパの良さが光ります。HDMI端子の向きを変えたいと思う人は是非近くの100円ショップでこの商品を探してみてください。


今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!