こんにちは!
こたつが急に壊れて困ったので、取替用ヒーターを購入して交換してみた!
今回の記事をオススメしたい方
- こたつ用取替ヒーターが気になる
- こたつ用取替ヒーターの選び方を知りたい
- こたつが急に壊れて困っている
昨年(2022年)12月の大晦日も迫る年末の寒さが続く日にこたつに入って暖まろうとしたら、ひんやりとした冷たい空気を感じるだけで、全然暖かくない...。
こたつの電源が入っていることを確認して、コントローラーで設定温度を高くしても全く変わらず。あ、これは壊れたなと察しました。
年末の一番寒い時期によりによってこたつが壊れるとは、タイミングが悪すぎて泣ける。でも嘆いてもこたつは直らないし、寒さは続くので、こたつのヒーターを購入して交換することにしました。
というわけで、今回は「こたつの取替用ヒーターの紹介とこたつヒーターを交換した話」を書いています。
こたつの状態と故障の原因
取替用ヒーターを購入する前にこたつの状態を見て、故障の原因を調べてみました
こたつの状態
・電源が入って、コントローラーは正常に動作する
・冷たい風は出るのでファンは回っている
・中のヒーターが赤くならない(暖まらない)
こたつは温度調整する外部コントローラーが壊れて電源が入らなくなることがあるのですが、ファンが回るので電源やコントローラーは問題なし。でも、コントローラーで温度を強くしても中のヒーターが全く赤くならず(暖まらない)にファンの冷たい風が出るのみ...。
これはヒーターの故障か寿命の可能性が高そうです。
僕は諦めが悪いのと、以前同じようにこたつが暖まらなくなった時に中のホコリを掃除したら直ったことがあったので、ヒーターを分解してみることにしました。
※今回の記事は分解を推奨するものではないので、ご了承ください。
分解する前にこたつテーブルからヒーターを外しました。
外側の枠を外して、さらに内部のカバーを外します。ヒーターが高温になるせいか厚い金属のカバーが二重になっていました。
やっと内部が見えました。真ん中にファンがあって、その両側にヒーターがある作りです。ちなみにこの写真はファンのホコリを掃除した後です。
ホコリを掃除した後にヒーターを元の状態に戻して電源を入れてみましたが、やっぱり冷たい風が出るのみでこたつが暖かくなることはなかったです...。
これは残念ながら、ヒーターの故障確定です。取替用ヒーターを購入して、交換するしか直す方法はないです。
ちなみに壊れたヒーターの型番や仕様が書いてあるシールを見てみたら、メトロ電気工業の「MF-601SEN」という機種で、まさかの2001年製!20年以上も使っていたとは驚きました。
これは急に壊れてショックというよりは、よく長年持ってくれたね...お疲れ様!という感じですね。
参考までに僕の自宅で起きた過去のこたつの故障の事例と対処法を書いておきます。
過去のこたつの故障原因と対処法
・コントローラーの故障で電源が入らない→コントローラーの交換
・ファンが回らず温風が出ない→分解してヒーター内部のホコリを掃除する
・ヒーターが暖まらない→ヒーターを交換する(今回の事例)
こたつ用取替ヒーターとは?
こたつのヒーター部分だけで売られている商品で、対応するこたつテーブルに取り付けて使うことができるもの。ヒーターはネジで固定されているだけなので、誰でも簡単に交換可能です。
取替ヒーターのメリットはヒーターが壊れたこたつテーブルを再利用できること。テーブルを捨てなくて済むので、環境にも優しくてエコです。
デメリットは取替ヒーターよりも新しいこたつテーブルを購入する方が安く済む場合があるということ。小さいこたつテーブルは5,000~6,000円ほどで購入できるからです。
ホームセンターで下見してきた
こたつのヒーターが故障して、ヒーターを交換するしかない!とわかったので、近場のホームセンターでこたつ用取替ヒーターを見てきました。
この時、僕は下調べなしで行ったので「こたつヒーターは外部コントローラーがあるものとないものがある」ぐらいの知識しかありせんでした。
ホームセンターで実物を見て気づいたこと
・取替ヒーターは何種類かある
・内部のヒーターに種類や違いがある
・外部コントローラー付きは高い
・取替ヒーターの値段の幅は約4,000~8,000円
・こたつテーブルの木枠内サイズ(ヒーター取り付け部分)を調べる必要あり
取替ヒーターには内部のヒーターが「オレンジヒート、ハロゲンヒーター、石英管ヒーター」と3種類のものがあって、外部コントローラーの有無や機能、ヒーターの違いで価格に幅があることを知って驚きました。もっとシンプルで選ぶほど種類なんてないと思っていたので...。
ちなみに僕が見たホームセンターではメトロ電気工業の取替ヒーターが4種類置いてありました。
そして、一番大事なのはこたつテーブルの木枠(ヒーターを取り付ける部分)にはサイズがあって、29cmx29cmと29cmx33cmならば問題ないけれど、33cmx33cmならば別売りのスペンサーがないとヒーターが取り付けられないということです。
自宅のこたつに必要なヒーターの機能を検討して、取り付けるテーブルのサイズを測らないと購入できないとわかったので、その日は一旦帰ることにしました。
内部のヒーターの種類とは?
ホームセンターで取替ヒーターを見たところ、内部のヒーターが3種類あることがわかったので、それぞれの違いを調べてみました。
ハロゲンヒーター(タングステン線)透明石英ガラス管に花巻状に加工したタングステンフィラメントを不活性ガスと共に封入した近~中赤外線領域のヒーターです。立ち上がりが早く、速熱・速暖性に優れています。色温度は、近赤外線を中心としたオレンジ色の光を発生させます。発熱体の温度は約1,200℃でヒーター管単体の寿命は約8,000時間です。引用元:メトロ電器産業「こたつヒーターの種類」
最初にハロゲンヒーターです。速熱・即暖性に優れているので、電源を入れたらすぐに暖まるのが特徴です。電気ストーブでも使われていることでお馴染みのヒーターです。
発熱体の温度は3種類の中で一番高い約1,200℃なので、暖かさを重視する人にはぴったりだと思います。
オレンジヒート(カーボン)高純度の繊維状カーボン薄板を特許技術でフィラメントに加工し、高度な管球製造技術により良質な石英ガラス管に不活性ガスと共に封入した、中赤外線領域のヒーターです。備長炭のような優しい光は皮膚の表面で吸収され、血行の代謝が活発になり身体の内部まで暖かくなります。放射効率が非常に高く、環境にもお財布にもやさしいヒーターです。発熱体の温度は約1,100℃でヒーター管単体の寿命は約8,000時間です。引用元:メトロ電器工業「こたつヒーターの種類」
オレンジヒートは備長炭のような優しい光とあるので、穏やかに身体の芯まで暖まるようなイメージでしょうか?放射効率が高いが特徴なので、少ない熱で効率よく暖かくしてくれそうです。
発熱体の温度は3種類の中で二番目に高い1,100℃です。
オレンジヒートはメトロ電器工業の独自技術で、3種類のヒーターの中では一番新しい技術のようです。
石英管ヒーター(鉄クロム線)不透明石英ガラス管にコイル状に加工した鉄クロム線を入れた、遠赤外線領域のヒーターです。ヒーター内部は密閉せず空気流通があり、暖まり始めるまで20~30秒時間がかかります。色温度は、遠赤外線を中心とした赤色の光を発生させます。発熱体の温度は約800℃でヒーター管単体の寿命は約5,000時間です。引用元:メトロ電器工業「こたつヒーターの種類」
石英管ヒーターは昔からあるこたつのヒーターなので、一般的にこたつの暖かさ=石英管ヒーターの熱のイメージがありそうです。暖まり始めるまで少し時間がかかるのが欠点です。
発熱体の温度は約800度と3種類の中で一番低く、ヒーターの寿命も一番短いですが、低コストなので一番安く購入できるという利点があります。
取替ヒーターのラインナップを紹介
僕がホームセンターで実物を見てきた4種類の取替ヒーターを紹介します。
なお、4機種ともメトロ電器工業の商品です。メトロ電器工業の取替ヒーターは業界シェアNO.1らしいので、ネットでもホームセンターでも購入できると思います。
共通の仕様・U字型ヒーター・だれでもドライバー1本で簡単取付・本体とコードにそれぞれヒューズ内蔵で二重の安心構造・こだわり安心設計のコード引用元:メトロ電器工業「メトロのこたつの特徴」
「U字型ヒーターで効率良く暖めて、本体とコードにそれぞれヒューズ内蔵でもしもの時も安心、コードは熱に強く丈夫な安心設計、そして誰でも簡単に取付できる。」
この4つの仕様はメトロ電器工業の取替ヒーターの共通の仕様のようです。
MCU-501E(DKA)(オレンジヒート)
リンク
型番:MCU-501E(DKA)(オレンジヒート)
ヒーター:オレンジヒート(カーボンランプヒーター{U字型})
ファン・モーター:プロペラファン・誘導電動機
消費電力:最大 500W 最小 90W
電気料金:強
約4.9円(1時間あたり) 弱
約1.9円(1時間あたり)
安全装置:本体 温度ヒューズ/電源コード 電流ヒューズ
温度調整:手元電子コントロール式(連続電力自動制御)
重量:約1.5kg
サイズ:幅29 X 奥行29 X 高さ4.1cm
コード:電子コントローラー(KE21D)、丸打ちコードタイプ3m
ヒーター取り付け木枠内サイズ:29 X 29cm、29 X 33cm
適合卓サイズ:<最小>60 X 60 X 34cm~<最大>150 X 90 X 71cm
引用元:メトロ電気工業「製品情報一覧 MCU-501E(DKA)」「取扱説明書 MCU-501E(DKA)」
MCU-501E(DKA)は、ヒーターはオレンジヒート、温度調整は付属の手元電子コントローラーで行うタイプの取替ヒーターです。ホームセンターでの販売価格は7,998円でした。
消費電力は最大500Wと4種類の中では2番目に低いですが、適合卓サイズ(テーブルの大きさ)が最大150 X 90 X 71cmまで対応しているので、暖房能力は2番目に高いです。
1時間あたりの電気料金は強は4.9円で1番高く、弱は1.9円で1番安いです。
ヒーターの仕様は同じで、ICリモコンが同梱されている「MCU-501EC(KA)」というモデルもあるのですが、そちらは消費電力15%カットできるECOモードが付いていて、値段もMCU-501E(DKA)より少しだけ高くなっています。
せっかくオレンジヒート搭載モデルにするのならば、ECOモードが使えるICリモコン付きのMCU-501EC(KA)の方が良さそうです。
MHU-601E(DKA)(ハロゲンヒーター)
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型番:MHU-601E(DKA)(ハロゲンヒーター)
ヒーター:U字型ハロゲンヒーター
ファン・モーター:プロペラファン・誘導電動機
消費電力:最大 600W 最小 90W
電気料金:強
約4.9円(1時間あたり) 弱
約1.9円(1時間あたり)
安全装置:本体 温度ヒューズ/電源コード 電流ヒューズ
温度調整:手元電子コントロール式(連続電力自動制御)
重量:約1.5kg
サイズ:幅29 X 奥行29 X 高さ4.1cm
コード:電子コントローラー(KE21D)、丸打ちコードタイプ3m
ヒーター取り付け木枠内サイズ:29 X 29cm、29 X 33cm
適合卓サイズ:<最小>75 X 75 X 34cm~<最大>180 X 90 X 34cm
引用元:メトロ電気工業「製品情報一覧
MHU-601E(DKA)」「取扱説明書 MHU-601E(DKA)」
MHU-601E(DKA)は、ヒーターはハロゲンヒーター、温度調整は付属の手元電子コントローラーで行うタイプの取替ヒーターです。ホームセンターでの販売価格は6,998円でした。
消費電力は最大600Wと4種類の中では1番目に高く、適合卓サイズ(テーブルの大きさ)が最大180 X 90 X 34cmまでと大きいものまで対応しているので、暖房能力は1番高いです。
こちらも1時間あたりの電気料金は強は4.9円で1番高く、弱は1.9円で1番安いです。
大きいこたつを使っていて、暖房能力が高いものが欲しいのであれば、このモデル一択だと思います。
MSU-501H(KA)(石英管ヒーター)
リンク
型番:MSU-501H(KA)(石英管ヒーター)
ヒーター:U字型石英管ヒーター
ファン・モーター:プロペラファン・誘導電動機
消費電力:510W
電気料金:強 約4.6円(1時間あたり) 弱 約2.2円(1時間あたり)
安全装置:本体 温度ヒューズ/電源コード 電流ヒューズ
温度調整:温調ツマミ無段階可変式
重量:約1.0kg
サイズ:幅29 X 奥行29 X 高さ4.1cm
コード:電源スイッチ付き(2PL)、丸打ちコードタイプ3m
ヒーター取り付け木枠内サイズ:29 X 29cm、29 X 33cm
適合卓サイズ:<最小>60 X 60 X 34cm~<最大>150 X 90 X
34cm
引用元:メトロ電気工業「製品情報一覧
MSU-501H(KA)」「取扱説明書 MSU-501H(KA)」
MSU-501H(KA)は、ヒーターは石英管ヒーター、温度調整はヒーターに付いている温度調整ツマミで行うタイプの取替ヒーターです。ホームセンターでの販売価格は4,998円でした。
消費電力は最大510Wと4種類の中では2番目に高いですが、適合卓サイズ(テーブルの大きさ)が最大150 X 90 X 34cmまでと少し小さくなっているので、暖房能力は3番目に高くなっています。
1時間あたりの電気料金は強は4.6円で2番目に安く、弱は2.2円で1番高いです。
こちらのモデルは温度調整をヒーターの温度調整ツマミで行う(こたつの中に手を入れる必要あり)ので、面倒なのがデメリットですが、手元コントローラーが付属してないことで価格が5,000円を切っているのがメリットです。
MS-303H(KA)(石英管ヒーター/ファンなし)
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型番:MS-303H(KA)(石英管ヒーター、ファンなし)
ヒーター:U字型石英管ヒーター
ファン・モーター:なし
消費電力:300W
電気料金:強
約4.3円(1時間あたり) 弱
約2.2円(1時間あたり)
安全装置:本体 温度ヒューズ/電源コード 電流ヒューズ
温度調整:温調ツマミ無段階可変式
重量:約1.0kg
サイズ:幅28.8 X 奥行28.8 X 高さ6.3cm
コード:電源スイッチ付き(2PL)、丸打ちコードタイプ3m
ヒーター取り付け木枠内サイズ:29 X 29cm
適合卓サイズ:<最小>60 X 60 X 34cm~<最大>105 X 75 X 34cm
引用元:メトロ電気工業「製品情報一覧 MS-303H(KA)」「取扱説明書 MS-303H(KA)」
MS-303H(KA)は、ヒーターは石英管ヒーター、温度調整はヒーターに付いている温度調整ツマミで行うタイプ、そして唯一のファンがない取替ヒーターです。ホームセンターでの販売価格は3,998円でした。
消費電力は最大300Wと4種類の中では1番低く、適合卓サイズ(テーブルの大きさ)が最大105 X 75 X
34cmまでと1番小さくなっているので、暖房能力も1番低い(4番目)です。
1時間あたりの電気料金は強は4.3円で1番安いですが、弱は2.2円で1番高いです。
こちらのモデルはファンなし、手元コントローラーなし、ヒーターは石英管ヒーターと最低限の機能しかないですが、価格が4種類の中で一番安く4,000円を切っています。とにかく安く、こたつに多くを求めない場合は最適だと思います。
どのヒーターにすればいいの?
取替ヒーターのラインナップから、優先する項目別にどれを選べばいいか?を簡単にまとめてみました。
僕も今回の記事を書くまでは、機種ごとの違いがわからなかったので、同じようによくわからない...という人の参考になれば幸いです。
暖房能力の高さを優先したい
・MHU-601E(DKA)(ハロゲンヒーター)
省エネを優先したい
・MCU-501EC(KA)(オレンジヒート/ICリモコン付属)
価格の安さを優先したい(5,000円以下で購入できる)
・MSU-501H(KA)(石英管ヒーター)
・MS-303H(KA)(石英管ヒーター/ファンなし)
手元コントローラーが欲しい
・MCU-501EC(KA)(オレンジヒート/ICリモコン付属)
・MCU-501E(DKA)(オレンジヒート)
・MHU-601E(DKA)(ハロゲンヒーター)
・MSU-601E(DKA)(石英管ヒーター)
長く使いたい(ヒーターの寿命が長いもの)
・MCU-501EC(KA)(オレンジヒート/ICリモコン付属)
・MCU-501E(DKA)(オレンジヒート)
・MHU-601E(DKA)(ハロゲンヒーター)
手元コントローラーが欲しい場合、長く使いたい場合は選択肢が多いので、その中から予算やヒーターの好みで選ぶと良いと思います。
購入前に確認すること
僕はホームセンターに行って実物を見てから「こたつテーブルの木枠内サイズによっては、取替ヒーターをそのままでは取り付けできない」と知って驚いたので、取替ヒーター購入前に確認することをまとめてみました。
購入する前に確認すること
・木枠内サイズを測る
・テーブルサイズを測る
・テーブルの状態を確認する
木枠内サイズ(33 X 33の場合は注意)
こたつテーブルの木枠とは、こたつヒーターを取り付ける部分のことです。ここのサイズが合わないと物理的にヒーターを取り付けできないので確認必須です。
そのままで取り付け可能
・木枠内サイズ 29 X 29cm(取り付けネジ間隔20cm):ぴったりと収まる
・木枠内サイズ 29 X 33cm(取り付けネジ間隔20cm):幅はぴったりで奥行に隙間
別売りのスペンサー必要
・木枠内サイズ 33 X 33cm(取り付けネジ間隔22cm):幅もネジ間隔も合わない
取替ヒーターのパッケージ裏の説明にもある通り、木枠内サイズが29 X 29cmと29 X
33cmのテーブルは直接取り付け可能ですが、33 X
33cmの場合は幅も取り付けネジ間隔も合わないので、取り付けるためには別売りのスペンサーが必要です。
別売りのスペンサーとはヒーターの左右側面に取り付けることで隙間を埋めて(幅29cm→33cmにする)33 X
33cmの木枠に取り付けられるようにする器具です。
取り付け用ネジ8本とセットで、約1,000円で購入できます。
詳しくはメトロ電気工業のサイトに「【こたつ用取替ヒーター】スペーサーってなんですか?」というコラムがあるので、そちらをご覧ください。すごくわかりやすいです。
テーブルサイズ(適合卓サイズ)
テーブルサイズとはこたつテーブルの幅、奥行き、高さのことです。
テーブルの状態
こたつテーブルが引き続き使える状態なのかを確認するのも大事です。
テーブルの確認する場所は主に脚です。テーブルは脚が1本でも弱っていると、いずれ上の天板を支えられなくなって、壊れてしまうからです。
仮に壊れそうな弱っているテーブルのヒーターを新しくしても使える期間が短くて勿体ない!というわけで、テーブルの状態の確認も重要です。
自宅のこたつテーブルを確認してみた
実際に自宅のこたつテーブルの「木枠内サイズ、テーブルサイズ、テーブルの状態」を確認してみました。
まずはヒーターを取り付けるために重要な木枠内サイズです。
写真を撮る時にメジャーがずれてしまっていますが、奥行き(縦)は33cmでした。ちなみに外枠を測っています。
続いて幅(横)も測りましたが、こちらも33cmでした。あ、やっぱりか...自宅のこたつは少し大きめの長方形サイズだったので、33
X 33cmなのでは?という予感がありました。
取り付け穴ネジ間隔も測ってみると、こちらも22cmだったので、僕の自宅のこたつはメトロの取替ヒーターを取り付けるためにはスペンサーが必要!ということがわかりました...。
ヒーターの左右にひとつずつ付いているものを外してみると....もしかしてこれがスペンサーかな?
どうやら僕の自宅のこたつテーブルは元からスペンサー付きでヒーターが取り付けてあったようです。20年以上使っているこたつテーブルなので、購入時からスペンサーがあったのか、家族がヒーター交換時に取り付けたのかは不明です。
壊れたヒーターもメトロなので、スペンサーも使いまわせるのでは?と思ってネットで今販売されているスペンサーを調べたら、同じ形状でした。
よし!これは買わなくても済む。
ちなみに僕の自宅のこたつテーブルのサイズは95 X 65 X 32cmだったので、どの取替ヒーターを購入しても対応できそうです。
さらにテーブルの状態も古いですが、木製なのでしっかりしていて、脚の状態も良いので、まだまだ使えそうでした。
MSU-501H(KH)に決めた理由
僕の自宅では取替ヒーターはMSU-501H(KH)を購入することにしたのですが、その理由を書いてみました。
MSU-501H(KH)に決めた理由
- 予算が5,000円以下だったから
- 温風ファンは欲しい
- 手元コントローラーはいらない
- 内部ヒーターの種類にこだわりはない
最大の理由は予算が5,000円以下で、できるだけ安く購入したかったからです。そして僕の自宅では最低限こたつが使えればいいという考えだったので、予算を超える他の取替ヒーターの機能にも魅力を感じませんでした。
最低限使えればいいといっても、今まで使っていたヒーターに温風ファンがあったので、ファンなしのヒーターにすると確実にこたつの暖まり方や体感温度が変わってしまうと思ったので、温風ファン付きが必須条件でした。これだけは譲れません。
一方で内部のヒーターにはこだわりはないので、オレンジヒート(省エネ/長寿命)やハロゲンヒーター(速暖/長寿命)のメリットを理解しつつも、今回は安価な石英管ヒーターを選んでいます。
手元コントローラーがあれば細かい温度調整をこたつの外でできるので便利ですが、僕の自宅では手元コントローラーを過去何度も故障して買い替えた苦い経験があるので、今回は外部コントローラーはいらない、という結論になりました。
僕の自宅ではこたつをほとんど最低温度を使っていて、細かい温度調整をしないというのも理由のひとつです。
Amazonで購入して届いた
地元のホームセンターでMSU-501H(KH)を購入しようと決めて、何気なくAmazonを見ていたら、MSU-501H(KH)がまさかの3,673円!
ホームセンターでは4,998円だったので、1,000円以上も安いとはビックリ...そしてその日は12月30日の夜だったのですが、お急ぎ便を使えば次の日の31日に届く!
Amazonに年末年始は関係ないのか...。
地元のホームセンターを利用したい気持ちはあるけど、ここまで価格差があるとAmazonで購入することにしました。
そして翌日31日の夕方に無事に置き配で届きました!
お急ぎ便とはいえ、年末に注文から丸1日も経たないのに届けてくれるのは、すごくありがたい!と思って、玄関に出てみたら....取替ヒーターが梱包なしで届いていました。
最近Amazonは梱包なしで商品を送ることがあると噂には聞いていましたが、ヒーターのような精密機器でも梱包なしで送るのか...大晦日に届けてくれてありがとう!という感謝の気持ちが半分吹き飛びました。
大晦日にこたつヒーターを交換した
寒い年末にこたつがなくて不便だったので、MSU-501H(KH)が届いたら速攻でこたつテーブルに取り付けしました(笑)
パッケージ裏にはヒーターの取替方法が説明書を見なくても一目でわかるようになっていて、親切です。
ヒーター本体を詳しく見てみると、中の石英管ヒーターはU字型になっていて、真ん中にファンがあります。
ヒーターの側面には温度調整ツマミと電源プラグ(電源コード)の差込口があります。
電源コードは電源オンオフ(入と切)のみを操作できるスイッチのみが付いているので、シンプルです。
ヒーターをこたつテーブルに固定するための取り付け用ネジは4本とも同じ形です。
付属品は確認できたので、こたつテーブルを裏返して、さっそく取替ヒーターを取り付けることにします。
ヒーター取り付け方法(MSU-501H(KA)と33 X 33cmのテーブルの場合)
- こたつテーブルを裏返して、古いヒーターを取り外す
- 新しいヒーターにスペンサーを取り付ける
- 木枠の切り抜きにヒーターの電源プラグと温度調整ツマミが来るように位置を合わせる
- 木枠とスペンサーのネジ穴が合うことを確認したら、取り付け用ネジを締める
- 電源プラグを差し込んで、電源コードをコードクリップとコードフックで固定する
以前使っていたヒーターの「MF-601SEN」と新しく取り付ける「MSU-501H(KH)」を並べてみると、電源コネクタが3ピンと2ピンだったり、温度調節ツマミの有無の違いはありますが、大きさが完全に一致しています。さすが同じメーカー製!
僕の自宅のこたつテーブルの木枠は33 X
33なので、ヒーターの左右側面にスペンサーを付けてから、テーブルに取り付けます。
ヒーターの左右側面のネジ穴とスペンサーの大きい方の穴を重ねて、その2か所をスペンサーに付属しているプラスネジで締めます。これでヒーターとスペンサーが一体化します。
2022年製のヒーターと20年以上前のスペンサーが合うのか心配でしたが、無事に取り付けられてホッとしました。ちゃんと同じ規格を守っていて素晴らしい!
ヒーターの左右側面に同じようにスペンサーを付けたら、木枠の切り抜きがある部分に電源プラグと温度調整ツマミが来るように位置を合わせます。
ヒーターを少し浮かせて、スペンサーと木枠のネジ穴の位置が合っているかを確認してから取り付け用ネジを奥までしっかりと締めます。ネジは手で回せるようになっていますが、固く感じる場合はマイナスドライバーを使うと良いです。
左右合わせて4か所のネジを締めれば、ヒーターの取付完了です。テーブルとヒーターのサイズさえ合っていれば「誰でも簡単取付」に疑いなしの超簡単です!
さらにヒーターに電源プラグを差し込んで、電源コードをコードクリップとコードフックで固定します。(コードを守り安全に使用するために必要)
こたつテーブルを表向きに戻し、ヒーターがテーブルに固定されていることを確認してから電源スイッチを入れます。
ファンが回り出して、ヒーターが赤く(暖かくなる)なれば、無事にこたつが使える状態になりました。ようやくこたつが使えるようになって嬉しい!
ヒーター交換するまでにかかった時間は30分ぐらいだったので、本当に簡単であっという間でした。助かった...これで暖かく年を越せます。
しばらく使ってからの感想
こたつヒーターをMSU-501H(KH)に交換してから実際に3か月ほど使った感想を書いてみました。
旧:MF-601SEN⇒新:MSU-501H(KH)
・ハロゲンヒーター⇒石英管ヒーター
・最大600W⇒最大510W
・手元コントローラー⇒温度調整ツマミ
あとから気づいたのですが、以前使っていたMF-601SENはハロゲンヒーターで最大600Wだったので、交換後のMSU-501H(KH)はスペックダウンしています。
でも実際に使った感覚は、温度を最高にした時を比較すれば以前のヒーターの方が暖かくなったような気がする...程度であまり差を感じませんでした。変わらず快適なこたつです。
もしかしたら温風ファン付きにすれば、どのヒーターでも体感温度は変わらない説あるのかも?
温度調整ツマミは手元コントローラーと比べて不便なのはたしかですが、わかって購入したので問題なしです。
まとめ
こたつ用取替ヒーターは、5,000円程度で購入出来て、誰でも簡単取付可能でこたつテーブルを再利用できる素晴らしい商品です。
でも、取替ヒーターを選ぶ基準がわからなかったり、自宅のこたつテーブルのサイズによってはスペンサーが必要だったりと、細かい部分がわかりにくいと思ったので、今回の記事を書いてみました。
ボリュームが多すぎ、詰め込みすぎになってしまったけど、誰かの役に立てれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!