こんにちは!
100円ショップのゲーミングルーペを使ってみました!
今回の記事をオススメしたい方
- ゲーミングルーペが気になる
- 100円ショップのゲーミングルーペが気になる
- スマホやタブレットゲーム機の画面をよりハッキリ見たい
少し前から100円ショップで売っている「ゲーミングルーペ」が気になっていました。
ゲーミングルーペを使うことで、スマホやタブレットやゲーム機の画面がハッキリ見えるらしいです。(パッケージの売り文句より)
僕はなかなか手が出なかったのですが、冬になってコタツから少し離れたテレビを見ることが増えて「もしかしたらテレビを見るときに使えるかも?」と思いついて、試しに購入してみました。
ちなみに僕はワッツという100円ショップで購入しています。
というわけで、今回は「100円ショップのゲーミングルーペの紹介と実際に購入して使ってみた感想」を書いています。
ゲーミングルーペの紹介
商品のパッケージに書いてある商品説明と実際の商品の写真でゲーミングルーペを紹介します。
商品説明
原産国:中国材質:レンズ(プラスチック)、テンプル(プラスチック)商品サイズ:レンズ(約14cm(横)約4.5cm(縦))、テンプル(約14cm)発売元:株式会社クリエーション機能:レンズ拡大率1.3倍、ブルーライト40%カット特徴・両手が自由に使える眼鏡型のルーペです。・近視、老眼鏡の眼鏡、コンタクトレンジ着用時にも掛けることができます。・軽量なので長時間使用しても疲れません。・ゲーム機、スマホ等のブルーライトをカットし目の疲れを軽減します。
眼鏡型のルーペで近視・老眼鏡の上から掛けることができるのが一番の特徴のようです。
機能的にはレンズ拡大率1.3倍で大きく見やすくなって、ブルーライト40%カット目が疲れにくくなるそうです。
ちなみに商品サイズはパッケージにもネットにも情報がなかったため、僕が自分で長さを測定したおおよそ数値を書いています。
写真と一緒に紹介
パッケージから出すと眼鏡(ルーペ)のテンプル(つる)が閉じた状態です。
レンズの部分は透明でテンプルは黒です。
写真ではわかりにくいですが、レンズの右上に「1.3」とこの商品の倍率を表す数字が表記されています。ということは他の倍率の商品もあるのでしょうか?
左右のテンプルを開いて、眼鏡をかけている時と同じ状態にしてみました。
床に置いてもすごく安定していて、割としっかりとした作りです。
内側のいわゆる鼻あての部分です。
ちゃんと鼻あてもあるので眼鏡をかけた時に顔にフィットすると思います。
レンズとテンプルの接合部分です。
しっかりネジ止めしてあるので、普通の眼鏡と変わらない作りですね。
眼鏡を横にしてテンプルを見てみます。
こちらも普通の眼鏡と同じような作りでしっかりしています。
僕はそんなに眼鏡に詳しくはないですが、このゲーミングルーペは5,000円以下で買える近視用の眼鏡と素材や作りが似ていると感じました。
まあ、それだけ5,000円以下の眼鏡は原価が安いのかもしれませんが。
この商品の特徴である「眼鏡着用時にも掛けられる」というのをイメージして、僕の眼鏡の上から重ねてみました。
僕の眼鏡のフレームは普通のサイズですが、ゲーミングルーペのレンズの部分はかなり大きめに作られていて、眼鏡をスッポリと覆ってしまいます。
おそらく余程フレームが大きい眼鏡でなければ、問題なく眼鏡の上から掛けて使えると思います。
最後にパッケージの裏には大きな注意書きがありました。
「本商品で太陽を絶対に見ないでください!!!」とのことです。
ゲーム機・スマホ・タブレットで試してみた!
実際にゲーミングルーペをかけて、僕が持っているゲーム機・スマホ・タブレットをそれぞれ使ってみました。
果たして画面がハッキリ大きく見えるようになるのか?
ゲーム機代表1は今一番勢いがあるゲーム機である「Nintendo Switch」です。
画面のサイズは6.2インチ
ゲーム機代表2は今となってはプチプレミアが付いている懐かしの「ゲームボーイミクロ」です。
画面サイズは2.0インチで驚きの小ささ!
タブレット代表は安く買えるタブレットでお馴染みのAmazonの「Fire
HD10(第7世代)」です。
画面サイズは10.0インチと今回の中では最大サイズ!
スマホ代表は現役で使えるスマホとしては、ほぼ最小クラスの「iPhoneSE(第1世代)」です。
画面サイズは4.0インチ
4つのゲーム機・スマホ・タブレットで試した結果は以下の通りでした。
〇いずれの機器の画面も1.3倍相当に拡大される
〇ゲームボーイミクロとiPhoneSEは画面がキレイに拡大される
〇SwitchとFire HD10は画面は拡大されるが少しボケてしまう
画面が4インチ以下の機器(ゲームボーイミクロ・iPhoneSE)はキレイに拡大されて、5インチ以上の機器(Switch・Fire
HD10)は拡大されてもボケしまうとハッキリとわかれました。
その原因を考えて、色々と試してみてあることに気づきました。
「このゲーミングルーペのレンズは焦点が合う距離(くっきり見える範囲)が30㎝未満」
つまり画面が大きいと必然的に人は目から遠い距離で機器を使おうとするので、ゲーミングルーペの焦点が合う距離から離れてしまってボケてしまう。ということかも?
ちなみにSwitchの画面(6.0インチ)だと少しボケる程度ですが、Fire
HD10(10.0インチ)だと明らかにボケているのがわかります。
もしかしたら、このゲーミングルーペは5インチ以上の画面を拡大するのに向いていないのかもしれないです。
テレビで試してみた!
「このゲーミングルーペのレンズは30㎝未満にしか焦点が合わない」という結論が出ていますが、僕が購入したきっかけの離れた距離からテレビを見みるのを試してみました。
テレビは小さめの19インチで2mぐらい離れた距離からゲーミングルーペをかけて見てみました。
結果は...やっぱり焦点が合わないので拡大はされますが、かなりボケます。
見れないレベルではないけど、わざわざ使う価値はなしです。残念!
使っていて気づいたこと
気づいたこと
- 近視の人は眼鏡をかける必要はない
- 焦点が合う距離が短いせいか目が痛くなる
- 大きい画面を見ると湾曲しているように感じる
- 製品の作りはしっかりしている
- ブルーライトカットの効果はあまり感じない
焦点が合う距離がレンズから30㎝未満なので、近視の人は眼鏡をかける必要はないと思いました。だってこのルーペをかけると眼鏡をしていても30㎝以上の距離がボケてしまうので...。
あくまで僕の場合ですが、焦点が合う距離が短いせいかこのルーペを10分以上かけていると目が疲れて痛くなることがありました。
なぜか大きい画面(Fire HD10など)を見ると、画面が湾曲しているかのように感じます。
やっぱり大きい画面を見るのには向いてないのかもしれませんね...。
※目の見え方は個人差が大きいそうなので、あくまで参考程度でお願いします。
僕の目の状態はこんな感じです↓
〇僕の目のスペック
右目(視力0.3~0.5)近視
左目(視力0.3~0.5)近視+乱視
備考:日常生活では車の運転や映画館ぐらいしか眼鏡を必要としない
まとめ
結局、僕の「離れた場所からテレビを見る」という目的には向いてなかったので、残念な結果となりました。
ただ、それは僕の知識が足りなくてルーペ=虫眼鏡だということにすぐに気づけなかったというのが原因でもあるので、この製品のことは責められないです。
虫眼鏡だと考えると、子どもの頃によく使ったので「焦点が合う距離が限られていたり」「太陽を見ると危ない」というのも理解できるんですけどね...。
あえて指摘するのならば、パッケージにこのルーペの焦点が合う距離を書いておいて欲しかった。まあ、あえて書かないのも売り方のひとつの手なんでしょうかね。
でも、今回のゲーミングルーペは特性を正しく理解して、向いている用途(小さめの画面の機器を30㎝以内で使う)に使えば役立てると思います。
リンク
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!